地震調査委、8人空席…文科省「不手際で」
読売新聞 3月24日(土)14時35分配信

 地震活動の評価を行う政府の地震調査委員会で、委員18人のうち、委員長の阿部勝征・東京大名誉教授を含む8人が今月10日に任期満了となった後、空席が続いていることがわかった。

 同委員会の事務局が置かれた文部科学省は、「候補は決まっているが、事務手続きの不手際で決裁が遅れている」と話している。

 地震調査委員会は、政府の地震研究を一元的に推進する「地震調査研究推進本部」のもとで、活断層やプレート境界で起きる地震の規模や発生確率の長期評価などを行う。毎月の定例会のほか、大きな地震が起きた際には臨時会を開き、地震活動の推移を公表している。東日本大震災の発生から約1か月間は、地震活動が活発になったため、5回の臨時会を開催した。

最終更新:3月24日(土)14時35分

地震活動の評価を行う政府の地震調査委員会で、委員18人のうち、委員長の阿部勝征・東京大名誉教授を含む8人が今月10日に任期満了となった後、空席が続いている事がわかったそうだ。

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