年金資金「8割は現金保有」=基金にうその説明―AIJ浅川社長
時事通信 3月25日(日)2時31分配信
 AIJ投資顧問による年金消失問題で、同社の浅川和彦社長(59)らが顧客の厚生年金基金に対し、「預かった資産の8割を現金として蓄え、2割だけを運用に充ててリスクを回避している」と説明し、契約を取り付けていたことが24日、関係者の話で分かった。実際には、保有している現預金は受託資産の約3%に過ぎず、預かった資産の大半は運用に投じたり、解約した顧客への払い戻しに充てたりしていた。
 証券取引等監視委員会は、AIJが実態と懸け離れた現金資本を保有しているように装うなど、顧客にさまざまなうその説明を重ねて契約を結んだとみて、金融商品取引法違反(契約の偽計)容疑での刑事告発に向け調査を進めている。
 関係者によると、AIJや関係会社のアイティーエム証券は、年金基金に対する営業の際に、「集めた資産の8割は現金資本としてストックし、残りを実際の運用に充てている。万一、運用がうまくいかなくても、リスク管理ができている」などと説明していた。
 浅川社長自身も直接、基金側に出向いて、こうした説明で勧誘していたという。 

最終更新:3月25日(日)2時33分

言ってる事やってる事総てが、駄目ギャンブラーと全く変わらないな(呆れ)。
こういう犯罪の刑期が緩いから何時まで経っても詐欺事件が無くならない。
死刑とは言わないが30~50年位の実刑だとリスクが高すぎて詐欺の犯罪が減ると思うのだが。

暗黒の稲妻