小樽工の教師3人、45人に体罰…ロボット手足の材料使い「けつバット」など2年半
スポーツ報知 3月23日(金)8時3分配信

 北海道小樽市の小樽工業高校の男性教諭3人が生徒計45人に対して約2年半にわたり、竹刀で叩いたり腕立て伏せをさせるなどの体罰を加えていたことが22日、分かった。3人のうち、科学研究部顧問の教諭(41)は、部活動で製作するロボットの手足の材料になるアルミ製パイプで尻を叩いていた。

 北海道教育委員会と小樽工によると、体罰を行っていたのは37歳、41歳、49歳の3人の男性教諭。同高は共学校だが、対象となったのは1~3年の男子生徒で、女子は含まれていなかった。

 期間は昨年12月までの約2年半。それぞれの教諭は、授業や補習の際に忘れ物をしたり、遅刻してきた生徒に対し、言葉で説教した後に罰として竹刀で尻を叩いたり、げんこつをしたり、平手で背中を叩くなどした。また、正座をさせたり、運動部員に対して30回の腕立て伏せを命じたりするケースもあった。幸いにも、けが人はなかった。

 科学研究部の顧問を務める41歳の教諭は、部活動で製作するロボットの手足の材料にする予定だったアルミ製パイプを使って尻を叩いていた。伸縮性のパイプは最長で80センチ程度になり、直径約20ミリ。本来は積もった雪を自動車などから落とすためのものだったが、ブラシ部分が壊れて使用不能に。その後、教諭自身が「これは(ロボットに)使えるかも」と思い立って学校に持ち込んだものだった。

 今年2月、保護者から学校側と同教委へ連絡が入り、事実が発覚した。学校は21日に保護者説明会を開いて、謝罪。今後は個別の生徒に向けた謝罪を行っていく方針だ。

 小樽工の柿原幸一教頭(55)は「弁解のしようがない。教育方法として誤っていた。教師の体罰への認識が完全に甘かったようだ。誠に遺憾だ」とコメント。41歳教諭は「生徒に対し、心と体に傷を負わせ、学校生活に不安を抱かせてしまった。深くおわびを申し上げたい」と謝罪している。道教委は教諭の処分を検討している。

最終更新:3月23日(金)8時3分

宿題やってこない生徒も竹刀で叩く教師もどっちもどっちじゃないのかな。
でも、モンスターペアレンツは結果的に子供を駄目にすると思うんだが。

暗黒の稲妻