<キャバクラ放火>3人殺傷の元組長に無期判決…名古屋地裁
毎日新聞 3月22日(木)14時20分配信
名古屋駅近くのキャバクラに放火して3人を殺傷したとして殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた山口組弘道会系暴力団の元組長、池本賞治被告(47)の裁判員裁判の判決で、名古屋地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した。弁護側は殺意を否認していたが、手崎政人裁判長は「被告は勢いの強い火を見ても慌てておらず、人が死ぬかもしれないと思っていた」と殺意があったと認定した。
判決によると、池本被告は配下の組員だった又村光俊被告(35)=8日に1審で懲役30年判決=に指示し、10年9月3日午前0時45分ごろ、名古屋市中村区のキャバクラ「クラブインフィニティ」にガソリンをまいて放火。グループ店店員の佐野方紀さん(当時27歳)をやけどによる敗血症で死亡させ、インフィニティの女性店員2人に重軽傷を負わせた。
公判で検察側は、暴力団との付き合いを拒んだインフィニティへの報復が動機だと指摘。「池本被告は『ガソリンで放火すれば人が死ぬ』と分かっていた」と殺意があったと主張した。
被害者参加人として出廷した佐野さんの両親は「被告は殺意を否認しており、罪と向き合っているとは思えない」などと述べ、代理人弁護士は死刑を求めた。
一方、弁護側は「店のトイレだけに放火するよう指示したが、誤解された。店の中央付近に火を付けようとした又村被告に『やめろ』と言ったが、同時に火が上がった」などと述べ、殺意はなく傷害致死罪にとどまると主張した。
最終更新:3月22日(木)14時41分
名古屋駅近くのキャバクラに放火して3人を殺傷したとして殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた山口組弘道会系暴力団の元組長、池本賞治被告の裁判員裁判の判決で、名古屋地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した様だ。
暗黒の稲妻
毎日新聞 3月22日(木)14時20分配信
名古屋駅近くのキャバクラに放火して3人を殺傷したとして殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた山口組弘道会系暴力団の元組長、池本賞治被告(47)の裁判員裁判の判決で、名古屋地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した。弁護側は殺意を否認していたが、手崎政人裁判長は「被告は勢いの強い火を見ても慌てておらず、人が死ぬかもしれないと思っていた」と殺意があったと認定した。
判決によると、池本被告は配下の組員だった又村光俊被告(35)=8日に1審で懲役30年判決=に指示し、10年9月3日午前0時45分ごろ、名古屋市中村区のキャバクラ「クラブインフィニティ」にガソリンをまいて放火。グループ店店員の佐野方紀さん(当時27歳)をやけどによる敗血症で死亡させ、インフィニティの女性店員2人に重軽傷を負わせた。
公判で検察側は、暴力団との付き合いを拒んだインフィニティへの報復が動機だと指摘。「池本被告は『ガソリンで放火すれば人が死ぬ』と分かっていた」と殺意があったと主張した。
被害者参加人として出廷した佐野さんの両親は「被告は殺意を否認しており、罪と向き合っているとは思えない」などと述べ、代理人弁護士は死刑を求めた。
一方、弁護側は「店のトイレだけに放火するよう指示したが、誤解された。店の中央付近に火を付けようとした又村被告に『やめろ』と言ったが、同時に火が上がった」などと述べ、殺意はなく傷害致死罪にとどまると主張した。
最終更新:3月22日(木)14時41分
名古屋駅近くのキャバクラに放火して3人を殺傷したとして殺人と殺人未遂、現住建造物等放火の罪に問われた山口組弘道会系暴力団の元組長、池本賞治被告の裁判員裁判の判決で、名古屋地裁は22日、求刑通り無期懲役を言い渡した様だ。
暗黒の稲妻