タブレット・ユーザーは“上客”でもサイトに対する要求は高い
Computerworld 3月19日(月)15時50分配信
テクノロジー・パフォーマンス企業Compuwareが実施した調査によれば、世界中のタブレット・ユーザーはすぐれたWebエクスペリエンスを望んでおり、そうした期待から外れた会社のオンライン・サイトでは買い物をしない傾向にあるという。
『Engaging the tablet user: What they expect from websites(タブレット・ユーザーを引き付けるには――彼らがWebサイトに望むもの)』と題された同調査には、2,033名が回答した。調査対象者の3分の1が、自分がWebサイトに期待するレベルに達していないところからオンラインで何かを買うつもりはないと述べている。
10人中4人は、Webサイトへのアクセスで問題が起こったと述べた。そのうちの3分の2は、読み込みが遅かったことがあると答え、また40%以上がWebサイトのクラッシュもしくはWebサイト機能の不具合を経験していた。
タブレット・ユーザーはWebサイトやトランザクションに関し、一切のトラブルなしに動作することを期待しているとCompuwareは指摘している。こうした期待が形成されているのは、彼らが高性能なPCを使用し、大手インターネット企業などが運営する高速なWebサイトを閲覧してきた期間が長かったからだという。
今回の調査では、ユーザーがタブレットのパフォーマンスとして、自宅で使っているデスクトップPCやノートブックPCと同等もしくはそれ以上の高速性を欲している現状が浮き彫りになった。
Compuware APMの最高技術責任者を務めるスティーブ・タック(Steve Tack)氏は、「調査結果を見るに、多くの企業がタブレット・ユーザーのWebエクスペリエンスに対する期待にこたえられていないようだ。タブレット・ユーザーは、全般的に1注文あたりの金額が大きくなりがちな“上客”の代表であり、彼らを無視する組織は自分で自分の首を締めていることになる」と語った。
今回の調査ではほかにも、あるWebサイトで嫌な経験をした場合はタブレット・ユーザーの46%が競合社のサイトに目を向けていること、35%のユーザーがトラブルだらけのWebサイトにはいかなるプラットフォームからもアクセスしたくないと考えていること、33%がそうした企業から商品を買うつもりがないことなどが明らかになった。
また、およそ半数のタブレット・ユーザーが、しょっぱなから問題に突き当たったWebサイトでは、オンライン・ショッピングに再挑戦する回数は1回か2回のみだと答えている。なおWebサイトのロード時間は2秒未満であってほしいと考えるタブレット・ユーザーの割合は、約70%だった。
彼らが経験した問題のトップ4は、「読み込みが遅い(66%)」「サイトがクラッシュする(44%)」「サイト機能に不具合がある(42%)」「サイト・フォーマットがおかしい(40%)」となっていた。
(Hafizah Osman/Australian Reseller News)
最終更新:3月19日(月)16時50分
最新機器って感じが今は強いから、要求は高くなるけど、別にPCもスマホもweb閲覧に望む事は同じのはず。
どんなに洒落たサイトでも重けりゃ止めちゃうし、基本的な事が見にくい大手サイトも多い。
暗黒の稲妻
Computerworld 3月19日(月)15時50分配信
テクノロジー・パフォーマンス企業Compuwareが実施した調査によれば、世界中のタブレット・ユーザーはすぐれたWebエクスペリエンスを望んでおり、そうした期待から外れた会社のオンライン・サイトでは買い物をしない傾向にあるという。
『Engaging the tablet user: What they expect from websites(タブレット・ユーザーを引き付けるには――彼らがWebサイトに望むもの)』と題された同調査には、2,033名が回答した。調査対象者の3分の1が、自分がWebサイトに期待するレベルに達していないところからオンラインで何かを買うつもりはないと述べている。
10人中4人は、Webサイトへのアクセスで問題が起こったと述べた。そのうちの3分の2は、読み込みが遅かったことがあると答え、また40%以上がWebサイトのクラッシュもしくはWebサイト機能の不具合を経験していた。
タブレット・ユーザーはWebサイトやトランザクションに関し、一切のトラブルなしに動作することを期待しているとCompuwareは指摘している。こうした期待が形成されているのは、彼らが高性能なPCを使用し、大手インターネット企業などが運営する高速なWebサイトを閲覧してきた期間が長かったからだという。
今回の調査では、ユーザーがタブレットのパフォーマンスとして、自宅で使っているデスクトップPCやノートブックPCと同等もしくはそれ以上の高速性を欲している現状が浮き彫りになった。
Compuware APMの最高技術責任者を務めるスティーブ・タック(Steve Tack)氏は、「調査結果を見るに、多くの企業がタブレット・ユーザーのWebエクスペリエンスに対する期待にこたえられていないようだ。タブレット・ユーザーは、全般的に1注文あたりの金額が大きくなりがちな“上客”の代表であり、彼らを無視する組織は自分で自分の首を締めていることになる」と語った。
今回の調査ではほかにも、あるWebサイトで嫌な経験をした場合はタブレット・ユーザーの46%が競合社のサイトに目を向けていること、35%のユーザーがトラブルだらけのWebサイトにはいかなるプラットフォームからもアクセスしたくないと考えていること、33%がそうした企業から商品を買うつもりがないことなどが明らかになった。
また、およそ半数のタブレット・ユーザーが、しょっぱなから問題に突き当たったWebサイトでは、オンライン・ショッピングに再挑戦する回数は1回か2回のみだと答えている。なおWebサイトのロード時間は2秒未満であってほしいと考えるタブレット・ユーザーの割合は、約70%だった。
彼らが経験した問題のトップ4は、「読み込みが遅い(66%)」「サイトがクラッシュする(44%)」「サイト機能に不具合がある(42%)」「サイト・フォーマットがおかしい(40%)」となっていた。
(Hafizah Osman/Australian Reseller News)
最終更新:3月19日(月)16時50分
最新機器って感じが今は強いから、要求は高くなるけど、別にPCもスマホもweb閲覧に望む事は同じのはず。
どんなに洒落たサイトでも重けりゃ止めちゃうし、基本的な事が見にくい大手サイトも多い。
暗黒の稲妻