正恩氏の記録映画、異例の「早期放映」 14日→指導、15日→報道
産経新聞 3月18日(日)7時55分配信
【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央テレビは16日夜と17日、金正恩(キム・ジョンウン)氏が「陸・海・空軍打撃訓練」を指導する場面を収めた記録映画を約20分にわたって放送した。指導は14日に行われたとして、すでに15日に一部の画像を交えて報道されているが、動きを収めた記録映画の放映までの期間としては異例に短い。
映画では金日成主席に似せた大きな身ぶり手ぶりで軍幹部らに指示を出したり双眼鏡をのぞき込んだりしている。
北朝鮮は16日、4月12~16日の間に人工衛星を積んだロケットを打ち上げると予告。発射されれば米国との間で長距離弾道ミサイル発射などを停止するとした先月末の合意を破ることになり、見返りの栄養補助食品の支援獲得も難しくなる。
こうしたなか、金正恩体制をめぐっては核やミサイルを前面に出す対外強硬路線を進めようとする軍と、外交部門を中心に交渉を進める勢力が拮抗(きっこう)しているとの指摘がある。
記録映画の早期放送の背景には、国際的孤立が強まるリスクを選択した金正恩体制が軍と寄り添った存在であることをいち早く国内に示し、統制力の強化につなげる狙いがあるとみられる。
最終更新:3月18日(日)9時51分
北朝鮮の朝鮮中央テレビは16日夜と17日、金正恩氏が「陸・海・空軍打撃訓練」を指導する場面を収めた記録映画を約20分にわたって放送したそうだ。
暗黒の稲妻
産経新聞 3月18日(日)7時55分配信
【ソウル=加藤達也】北朝鮮の朝鮮中央テレビは16日夜と17日、金正恩(キム・ジョンウン)氏が「陸・海・空軍打撃訓練」を指導する場面を収めた記録映画を約20分にわたって放送した。指導は14日に行われたとして、すでに15日に一部の画像を交えて報道されているが、動きを収めた記録映画の放映までの期間としては異例に短い。
映画では金日成主席に似せた大きな身ぶり手ぶりで軍幹部らに指示を出したり双眼鏡をのぞき込んだりしている。
北朝鮮は16日、4月12~16日の間に人工衛星を積んだロケットを打ち上げると予告。発射されれば米国との間で長距離弾道ミサイル発射などを停止するとした先月末の合意を破ることになり、見返りの栄養補助食品の支援獲得も難しくなる。
こうしたなか、金正恩体制をめぐっては核やミサイルを前面に出す対外強硬路線を進めようとする軍と、外交部門を中心に交渉を進める勢力が拮抗(きっこう)しているとの指摘がある。
記録映画の早期放送の背景には、国際的孤立が強まるリスクを選択した金正恩体制が軍と寄り添った存在であることをいち早く国内に示し、統制力の強化につなげる狙いがあるとみられる。
最終更新:3月18日(日)9時51分
北朝鮮の朝鮮中央テレビは16日夜と17日、金正恩氏が「陸・海・空軍打撃訓練」を指導する場面を収めた記録映画を約20分にわたって放送したそうだ。
暗黒の稲妻