中国船、日本の領海内に一時侵入 尖閣沖
産経新聞 3月16日(金)14時41分配信

 沖縄・尖閣諸島沖の日本の領海内に16日、中国の海洋調査・監視船1隻が一時侵入した。海上保安庁が直ちに退去するよう無線などで警告。1隻は領海を出た後、もう1隻とともに領海のすぐ外側を沿い、同諸島の回りを時計回りに航行している。中国公船が領海内に侵入したのは、昨年8月に漁業監視船2隻が一時侵入して以来。

 海保によると、2隻は中国国家海洋局所属の「海監50」と「海監66」。

 16日午前6時ごろ、尖閣諸島久場島から北東約40キロの日本の接続水域内を航行しているのを海保の巡視船が確認。巡視船が領海内に侵入しないよう無線で警告し、監視を続けた。

 海監50は、午前9時38分から10時3分ごろまで日本の領海に侵入した。

 巡視船が航行目的を尋ねた際には、海監50は「この海域でパトロールを行っている。魚釣島を含むその他の島は中国の領土だ」と応答。同船の電光表示にも日本語や中国語、英語で同内容を表示しているという。

 海保によると、海監は先月には久米島沖の日本の排他的経済水域「EEZ」で、海洋調査をしていた海保の測量船に2度にわたり、無線で調査中止を求めていた。

 海監が領海内に侵入したのは、20年12月に2隻が9時間にわたりとどまって以来となる。

最終更新:3月16日(金)17時11分

舐められっぱなしだね。
やっぱ最初のあれが後々に影響してるだろうね。
断固たる態度で対応すべきだ。

暗黒の稲妻