新潟の地滑り 土壁で土砂食い止めへ


新潟県上越市で起きた雪どけ水が原因とみられる地滑りは依然として土砂が動いており、新潟県は集落の前に5メートルほどの高さまで土を盛り上げて壁を作るなどして被害の拡大を防ぐことにしています。

上越市板倉区国川の山の斜面で今月7日に確認された地滑りは、これまでに土砂が幅150メートル、長さ750メートルまで広がって集落に押し寄せ、住宅や作業所など11棟が壊れたり傾いたりする被害が出ています。
地滑りが確認されてから14日で1週間がたちましたが、依然として土砂が動いており、14日の日中も1時間におよそ8.5センチの速さで進んでいました。
上越市は21世帯80人に避難勧告を出しているほか、土砂が今後さらに広がる恐れがあるとして板倉区曽根田の5世帯20人にも避難準備情報を出しています。
新潟県は曽根田地区の手前側に高さ5メートル、長さ450メートルに渡って土を盛り上げて壁を作るなどして被害の拡大を防ぐことにしています。
今回の地滑りは、雪どけの水が原因になっているとみられていて、新潟県はこれからさらに雪がとけて地滑りがいつ収まるのか見通しがたたないとして引き続き警戒を続けています。

(記事元:NHKニュース)
URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120315/t10013732541000.html

問題はこの地区だけでなく他の地区でも起こりうる可能性はあるのだろう。
十分注意したほうがいいと思う。

暗黒の稲妻