中畑監督、なぜか“予告先発”大歓迎!戦力劣るのにナンデ?
夕刊フジ 3月13日(火)16時56分配信


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キヨシのかわいい援軍も準備万端! DeNAのオフィシャルチアチーム「diana(ディアーナ)」の今季メンバー20人がお披露目された。新球団としての再出発とあって、衣装は「いろんな色に染まれるように」(プレーイング・ディレクターのRisaさん)と純白です(写真:夕刊フジ)
 今季から、セ・リーグでも予告先発導入が決まった。先発の柱が何人もいる巨人ならともかく、戦力不足の横浜DeNAにとっては不利だ。

 中畑清監督(58)は「デニー(友利結投手コーチ)は“予告先発はおもしろくない”と今さらジロー言ってますけど(笑)、手遅れだね…ナハハ」とおどける。

 戦力で劣っても、裏をかいた先発であわてさせたり、データの少ない若手を不意打ちでぶつけて勝機を得ることができる。しかし予告先発ならそれも不可能。友利投手コーチが苦虫をかみつぶすのも当然だろう。ところが、中畑監督は予告先発大歓迎。相手先発投手の右、左によって「オーダーを組みやすい」という野手側の都合だけでもなさそう。

 なんと「おれ、黙っていられないたちだからさ…」。サービス精神のあまり、報道陣に先発投手をバラしたり、ミエミエのヒントを与えてしまったりするのを避けられそうにないからだ。そもそも監督就任直後、球団発表前のコーチ人事を次々と公表して、高田繁GM(66)からたしなめられてもいる。

 最近は「コーチ陣からも“肝心なことだけはしゃべらないように”とクギを刺されるんだよね」とこぼす指揮官。

 予告先発だからといって油断はできない。DeNAの“初代”開幕投手の決定は「オープン戦が残り5、6試合になった時期が目安」だが、「すぐに本人に通達して準備させた方がいいか、前日に伝えた方がいいかは本人の性格次第」という。

 となると、本人へ通達する前に監督がポロリ、なんて心配もある。中畑監督は投手部門について友利コーチに全面的に任せているというのだから、なおさらだ。

 「私が(開幕投手を)ばらさないように、デニーに怒られないように、コーチ陣になぐられないように、頑張ります!」と、なんだか自信なさげな中畑監督。いやいや、マスコミとしてはホントありがたいのですが…。とりあえず予告先発でよかった?! (宮脇広久)

最終更新:3月13日(火)23時29分

さてまぁどうなるやら・・・。
シーズン開幕が楽しみではあるけどね。

暗黒の稲妻