ダル、強肩捕手いなければ10点取られた?
読売新聞 3月14日(水)6時22分配信

 初失点の理由は制球難。ダルビッシュは「コンディションが良くなかった」と、素直に認めた。

 最高球速は153キロで、7日の初登板と同程度だったが、ブルペンから荒れていた球は試合でも修正できなかった。特に左打者への外へのコントロールが定まらなかった。

 初回の先頭打者から連続四球。ともに盗塁を狙われたが、捕手のトレアルバの強肩で事なきを得た。だが、この回の16球で、ストライクはわずか5球。「彼(トレアルバ)がいなかったら10点ぐらい取られた」と振り返ったように、すっぽ抜けや、逆に指に引っかかる球が目立った。三回先頭のハナハンにも、速球が内に甘く入ったところを二塁打を浴びた。

 だが、本人は前向きだった。「ボールの感触は悪くない。この先どうにでもなる」。1点取られた後の三回無死満塁で秋信守(チュシンス)を併殺に仕留めたスライダーなど有効な球もあり、「絶体絶命のピンチに少ない失点でしのげた」と収穫を口にした。

 最初の2試合は「テーマは決めずに投げたいように投げた。次からはいろいろ考えながらやる」。次回19日の登板では、打者との対決姿勢を前面に出してくるだろう。(萱津節)

最終更新:3月14日(水)10時45分

本人も判ってるんだし・・次に期待しよう。

暗黒の稲妻