ミニストップがカザフ進出 日系大手小売り初
産経新聞 3月14日(水)10時4分配信

 大手流通イオングループのコンビニエンスストア、ミニストップは14日、中央アジアのカザフスタンに年内に進出すると発表した。

 地元企業などと合弁会社を設立して、最大都市のアルマトイに1号店を出店、その後は年間約10店のペースで店舗網を拡大する。カザフは石油やウランなどの輸出による高い経済成長が続いており、事業展開が見込めると判断した。日系小売り大手が同国に進出するのは初めて。

 ミニストップは5月めどに現地企業のランカスターグループ、日系物流大手センコーとの合弁会社をアルマトイに設立。資本金は約2億7000万円で、出資比率はランカスター51%、ミニストップ39%、センコー10%。

 店舗の商品調達と配送は隣接する中国を拠点とする。すでにセンコーはカザフでランカスターグループとの合弁による物流事業を展開しており、同国内でミニストップへの安定した商品供給が可能という。

最終更新:3月14日(水)11時56分

大手流通イオングループのコンビニエンスストア、ミニストップは14日、中央アジアのカザフスタンに年内に進出すると発表したそうだ。

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