新潟・上越市で地滑り、11棟に被害
TBS系(JNN) 3月12日(月)23時54分配信

 記録的な大雪に見舞われた新潟県の山沿いで、雪解け水が原因とみられる地滑りが発生し、住宅など11棟に被害が出ています。

 地滑りが起きているのは上越市板倉区です。先週7日、住宅地の裏山の一部が崩れているのが見つかりました。

 「上越市板倉区の地滑り現場です。私の後ろに見えます雪の塊、土砂をまきこみながら、ゆっくりと地滑りが続いています。予断を許さない状態が続いています」(記者)

 土砂は1日に数十センチの速さで進んでおり、押しつぶされた住宅や作業小屋などは、12日までに合わせて11棟に上っています。周辺の21世帯80人に引き続き避難勧告が出され、住民が避難所などに身を寄せています。

 「息子夫婦はアパートを借りて、私は娘のところへ行きます。もうここには戻ってきません。ここには住めないと思います」(避難している住民)

 この冬、記録的な大雪に見舞われた新潟県。付近の積雪は一時3メートルを超え、雪解け水が地盤に一気に染み込んだことが原因とみられています。

 12日から地盤の水抜き作業が本格化していますが、住民の不安は日増しに大きくなっています。(13日04:50)

最終更新:3月13日(火)12時56分

適切な避難勧告が、住民の命を救った典型的な事例だね。
祖納あれば憂いなし。
住人は全員無事な様なのが何より。

暗黒の稲妻