AKB・くまモン・増便…九州新幹線が誘客策
読売新聞 3月12日(月)17時25分配信
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開業1年を迎えた九州新幹線「さくら」(JR新大阪駅で)
九州新幹線と山陽新幹線の直通運転開始から、12日で1年を迎えた。
直通列車「みずほ」「さくら」の平均乗車率(昨年4月~今年1月)は64%で、「のぞみ」などを含む山陽新幹線の48%に比べて好調な数字。ただ、最近は直通列車の乗車率が下がるなど開業効果に陰りも見え始めており、JR西日本や九州、各自治体は、あの手この手の誘客作戦を展開している。
JR西によると、新大阪―鹿児島中央を最速3時間45分で結ぶ「みずほ」は1日4往復で平均乗車率(同)は59%。1日11往復の「さくら」は同66%だった。ただ今年1月の両列車の平均乗車率は59%で、ピークの昨年8月に比べ16ポイント下がった。JR西は「閑散期でもあるが開業効果が薄れてきたのも確か」と分析する。
JR西や九州は格安航空会社(LCC)に対抗する意図もあって、17日のダイヤ改正で「みずほ」「さくら」を8往復増便。またJR四国を含む3社で、新幹線などの列車が乗り放題の外国人向けパスを5月頃までに発売、乗客増を図る。
一方、熊本県などはPRキャラクター「くまモン」の像を大阪・ミナミに設置。鹿児島県もJR西と連携し、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーが出演するCMを、関西の在来線車内で流し始めるなど、PRに全力を挙げている。
最終更新:3月12日(月)17時25分
時代の流れとはいえ、対九州のブルートレインが無くなり、在来線の特急も激減し、日本国中新幹線網が発達したら寂しい限りだ。
然し、快適で、速くて、便利になるのだから仕方ないか。
暗黒の稲妻
読売新聞 3月12日(月)17時25分配信

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開業1年を迎えた九州新幹線「さくら」(JR新大阪駅で)
九州新幹線と山陽新幹線の直通運転開始から、12日で1年を迎えた。
直通列車「みずほ」「さくら」の平均乗車率(昨年4月~今年1月)は64%で、「のぞみ」などを含む山陽新幹線の48%に比べて好調な数字。ただ、最近は直通列車の乗車率が下がるなど開業効果に陰りも見え始めており、JR西日本や九州、各自治体は、あの手この手の誘客作戦を展開している。
JR西によると、新大阪―鹿児島中央を最速3時間45分で結ぶ「みずほ」は1日4往復で平均乗車率(同)は59%。1日11往復の「さくら」は同66%だった。ただ今年1月の両列車の平均乗車率は59%で、ピークの昨年8月に比べ16ポイント下がった。JR西は「閑散期でもあるが開業効果が薄れてきたのも確か」と分析する。
JR西や九州は格安航空会社(LCC)に対抗する意図もあって、17日のダイヤ改正で「みずほ」「さくら」を8往復増便。またJR四国を含む3社で、新幹線などの列車が乗り放題の外国人向けパスを5月頃までに発売、乗客増を図る。
一方、熊本県などはPRキャラクター「くまモン」の像を大阪・ミナミに設置。鹿児島県もJR西と連携し、人気アイドルグループ「AKB48」のメンバーが出演するCMを、関西の在来線車内で流し始めるなど、PRに全力を挙げている。
最終更新:3月12日(月)17時25分
時代の流れとはいえ、対九州のブルートレインが無くなり、在来線の特急も激減し、日本国中新幹線網が発達したら寂しい限りだ。
然し、快適で、速くて、便利になるのだから仕方ないか。
暗黒の稲妻