薄熙来氏、監督責任認める=腹心の米総領事館駆け込み―中国
時事通信 3月9日(金)17時14分配信

 【北京時事】中国重慶市トップ、薄熙来共産党委員会書記(政治局員)が9日、全国人民代表大会(全人代)に合わせて北京の人民大会堂で記者会見に応じた。腹心の王立軍前公安局長が失脚後、米総領事館に駆け込んだ事件について薄氏は「予想もしなかった」とした上で「非常に残念で、監督不行き届きを感じている」と責任を認め、反省と総括の必要性を強調した。
 王氏は暴力団一掃キャンペーンを展開し、5700人以上を摘発。薄氏はこれを実績に秋の共産党大会で政治局常務委員会入りを狙ったとされる。ただ薄氏は記者団に「自分と党大会は関係ない」と述べた。
 薄氏が事件後、内外メディアの取材を受けるのは初めて。内外の注目を集める薄氏は功罪相半ばする党内の「風雲児」的存在だ。重慶の関係筋は、暴力団一掃運動に関しては「法を無視した政治キャンペーン」と批判する。 

最終更新:3月9日(金)23時10分

アメリカ総領事館に駆け込まなければならない今の中国の状況がそもそもおかしいのでは。
そして駆け込みを事件としているところがまたおかしい。
亡命や国籍を変えることは人の自由のはずではないのかな。
中国共産党は自らを鏡でよーく見るべきかと。

暗黒の稲妻