東部地域が自治宣言=油田の大半支配下に―リビア
時事通信 3月7日(水)6時24分配信

 【カイロ時事】カダフィ政権が昨年8月に崩壊したリビアの東部ベンガジで6日、地元部族指導者ら約3000人が出席して会合が開催され、中部シルトからエジプト国境までの東部地域の自治権確立を宣言した。暫定統治する国民評議会は、「リビアを解体しようとする外国の影響下にある計略だ」と反発している。
 会合後の声明は「地域行政や住民の権利を擁護するため、ズバイル・セヌーシ氏を長とするキレナイカ暫定協議会が設置された」としている。同国は1951年に東部キレナイカ、中西部トリポリタニア、南西部フェザーンの3州による王国として独立した経緯がある。
 リビアでは、カダフィ政権を打倒した民兵勢力の武装解除や国軍への統合が進んでいない。また、東部地域は大半の油田が集中するものの、開発から取り残されてきたとの不満があり、自治確立宣言につながったようだ。 

最終更新:3月7日(水)6時28分

また内戦かね。
本当に市民が望んでいるのだろうかね。

暗黒の稲妻