元オウム斎藤被告「間違いない」=平田被告の蔵匿認める―検察側、懲役2年求刑
時事通信 3月6日(火)18時47分配信

 目黒公証役場事務長の監禁致死事件で特別手配されていたオウム真理教元幹部平田信被告(46)=逮捕監禁罪などで起訴=を、逃走中にかくまったとして、犯人蔵匿などの罪に問われた元信者斎藤明美被告(49)の初公判が6日、東京地裁(吉村典晃裁判長)で開かれた。斎藤被告は「その通りです。間違いありません」と起訴内容を認めた。検察側は懲役2年を求刑し、弁護側は執行猶予を求めて結審した。判決は27日。
 検察側は、斎藤被告が1995年5月ごろ、逃走中の平田被告から「一緒に来てほしい」と頼まれ、尊敬していた同被告を支えることが自分の務めだと考えたと指摘。今年1月、既に出頭していた同被告から弁護士を介して促され、自首したとした。
 その上で、捜査機関による真相解明に支障を生じさせるとともに、社会に不安を与え続けたと批判。自首については「反省によるものではなく、過大に評価できない」とした。
 弁護側は「自首は斎藤被告の強い反省を示すものだ」と主張。逃走が長期間に及んだのは、平田被告が警察庁長官銃撃事件の犯人と間違って逮捕されることを心配し、2010年3月の時効成立まで出頭できなかったためだったと訴えた。 

最終更新:3月6日(火)20時43分

10数年も逃げててたった懲役2年、その程度なのかね。

暗黒の稲妻