陛下、早ければ4日にも退院へ
読売新聞 3月2日(金)22時43分配信

 心臓の冠動脈バイパス手術を受け、東京・文京区の東大病院に入院中の天皇陛下(78)が、早ければ4日にも退院される見通しであることがわかった。

 医師団は、陛下の回復状況について今週末に検討、協議し、慎重に判断する。

 陛下は先月18日の手術後、廊下を歩いたり、ランニングマシンを使ったりして心臓機能を回復させる「心臓リハビリ」を続けられてきた。手術直後、医師団は2週間程度で退院との見通しを示し、リハビリの経過も順調だ。

 ただ、関係者によると、手術の影響から起きた症状に対する若干の治療を行ったといい、医師団は3日にも検査データなどを詳細に検討し、退院が可能かどうか判断する。

 退院後も皇居・御所で静養される必要がある。陛下は11日に都内で開かれる東日本大震災犠牲者の追悼式への出席を強く希望しているといい、現時点では、皇后さまと共に出席される方向で準備が進んでいる。

最終更新:3月3日(土)7時11分

陛下、どうかゆっくり静養なさって下さい。

暗黒の稲妻