内海、開幕投手内定!原監督「仮縫いくらいかな」
スポーツ報知 3月2日(金)8時2分配信
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G球場で杉内(左)とダッシュを繰り返す内海
覇権奪回を目指す原巨人の開幕投手が、内海哲也投手(29)に1日、内定した。第3次キャンプが東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場でスタート。練習後、原監督は注目のオープニング投手について「仮縫いくらいかな」と独特の言い回しで、決めたことを示唆。昨年18勝を挙げたエースに、2年ぶりの大役を託す意向のようだ。左腕は4日の西武戦(東京D)に2番手で登板し、試合後にも正式に通達される。
一切の迷いはなかった。原監督の強い意志が、表情に表れていた。ジャイアンツ球場での全体練習後、今季の開幕投手に関する質問に「仮縫いくらいかな。仮縫いは大事だからね」と独特の言い回しで表現。名前こそ明かさなかったが、自身の中では決断に至っていることを明言した。
大役を託す男は、内海だ。30日、ヤクルト(東京D)とのオープニング投手に指名し、覇権奪回への道を走り始める。指揮官はこれまでに「東京ドームに戻ってオープン戦が2試合ある。その前後になるでしょう」とし、3日からの西武2連戦(東京D)あたりで決定する意向を示していた。熟考を重ね、ここ数年では異例の早さで決断した。
候補は、内海の他に、昨季新人王の沢村、ソフトバンクから移籍し、エースナンバー「18」を託した杉内らがいた。2月の宮崎、沖縄キャンプでは、実戦での結果だけにこだわらず、若手を引っ張る姿やチームへの影響力などを指揮官は考慮。「この選手を起用して失敗しても、後悔はしない」という持論のもと、総合的に判断した結果、エースに任せる考えに至ったようだ。
2月の宮崎キャンプ中、内海は投内連係で、投手と野手の壁を超え、一人声を張り上げて士気を高めた。練習中のわずか数メートルの距離でも全力疾走。その姿を、若手投手がお手本にした。杉内やホールトンら移籍組にも積極的に話しかけてチームの「結束」を作り上げる役割を担った。指揮官は「内海の存在は大きい。(移籍組に対する)受け入れ方も上手」と評価。投げるだけではなく、全てにおいてチームの中心に立つ左腕を、名実ともにエースとして認めた。
内海の次回登板は4日の西武戦(東京D)。2番手でマウンドに上がる。原監督は「まだ(本人に)伝えてはいません。3日、4日(のオープン戦で)、続々と出てきますから、そのへんに投げ終わるか、そういう時に伝えようと思います」とし、試合後にも本人に通達する意向を明かした。さらに「少なくとも4番目くらいまでは」とも話し、開幕3連戦、4月3日の広島初戦(マツダ)に先発する3投手にも伝える。
開幕投手はあくまで「全144試合の中の1試合」と原監督は位置づけている。それでも、3年ぶりのリーグ優勝を目指す、その第一歩になる。内海に託し、狙うは開幕ダッシュ。過去2回、大役を務めたエースは、いずれもチームを勝利に導いている。大事な「1試合」になる。
最終更新:3月2日(金)10時46分
普通に考えたら最多勝か新人王のどちらかだろうしね。
最多勝の内海投手の方が妥当じゃないだろうかね。
暗黒の稲妻
暗黒の稲妻
スポーツ報知 3月2日(金)8時2分配信

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G球場で杉内(左)とダッシュを繰り返す内海
覇権奪回を目指す原巨人の開幕投手が、内海哲也投手(29)に1日、内定した。第3次キャンプが東京・よみうりランド内のジャイアンツ球場でスタート。練習後、原監督は注目のオープニング投手について「仮縫いくらいかな」と独特の言い回しで、決めたことを示唆。昨年18勝を挙げたエースに、2年ぶりの大役を託す意向のようだ。左腕は4日の西武戦(東京D)に2番手で登板し、試合後にも正式に通達される。
一切の迷いはなかった。原監督の強い意志が、表情に表れていた。ジャイアンツ球場での全体練習後、今季の開幕投手に関する質問に「仮縫いくらいかな。仮縫いは大事だからね」と独特の言い回しで表現。名前こそ明かさなかったが、自身の中では決断に至っていることを明言した。
大役を託す男は、内海だ。30日、ヤクルト(東京D)とのオープニング投手に指名し、覇権奪回への道を走り始める。指揮官はこれまでに「東京ドームに戻ってオープン戦が2試合ある。その前後になるでしょう」とし、3日からの西武2連戦(東京D)あたりで決定する意向を示していた。熟考を重ね、ここ数年では異例の早さで決断した。
候補は、内海の他に、昨季新人王の沢村、ソフトバンクから移籍し、エースナンバー「18」を託した杉内らがいた。2月の宮崎、沖縄キャンプでは、実戦での結果だけにこだわらず、若手を引っ張る姿やチームへの影響力などを指揮官は考慮。「この選手を起用して失敗しても、後悔はしない」という持論のもと、総合的に判断した結果、エースに任せる考えに至ったようだ。
2月の宮崎キャンプ中、内海は投内連係で、投手と野手の壁を超え、一人声を張り上げて士気を高めた。練習中のわずか数メートルの距離でも全力疾走。その姿を、若手投手がお手本にした。杉内やホールトンら移籍組にも積極的に話しかけてチームの「結束」を作り上げる役割を担った。指揮官は「内海の存在は大きい。(移籍組に対する)受け入れ方も上手」と評価。投げるだけではなく、全てにおいてチームの中心に立つ左腕を、名実ともにエースとして認めた。
内海の次回登板は4日の西武戦(東京D)。2番手でマウンドに上がる。原監督は「まだ(本人に)伝えてはいません。3日、4日(のオープン戦で)、続々と出てきますから、そのへんに投げ終わるか、そういう時に伝えようと思います」とし、試合後にも本人に通達する意向を明かした。さらに「少なくとも4番目くらいまでは」とも話し、開幕3連戦、4月3日の広島初戦(マツダ)に先発する3投手にも伝える。
開幕投手はあくまで「全144試合の中の1試合」と原監督は位置づけている。それでも、3年ぶりのリーグ優勝を目指す、その第一歩になる。内海に託し、狙うは開幕ダッシュ。過去2回、大役を務めたエースは、いずれもチームを勝利に導いている。大事な「1試合」になる。
最終更新:3月2日(金)10時46分
普通に考えたら最多勝か新人王のどちらかだろうしね。
最多勝の内海投手の方が妥当じゃないだろうかね。
暗黒の稲妻
暗黒の稲妻