スーダン軍兵士150人を殺害 南スーダン武装組織
産経新聞 2月29日(水)7時55分配信

 【カイロ=大内清】フランス通信(AFP)は28日、南スーダン政権を率いるスーダン人民解放運動(SPLM)系の武装組織が26日、スーダンと南スーダン国境地帯の係争地ジャウで、スーダン軍基地を攻撃、スーダン兵150人を殺害した、と報じた。

 武装組織幹部が明らかにした。スーダン軍報道官は「南スーダンが攻撃に直接関与している」と非難しており、両国間の緊張が高まる恐れがある。

 幹部によると、26日の攻撃は、スーダン西部ダルフール地方の反政府武装勢力「正義と平等運動(JEM)」と合同で実施し、スーダン軍の戦車3両や多数の武器や車両を奪ったという。

 石油資源の豊富なジャウは、両国が領有権を主張。国連平和維持活動(PKO)で日本の自衛隊が派遣されている南スーダンの首都ジュバから、約700キロ離れている。

最終更新:2月29日(水)8時56分

フランス通信(AFP)によると28日、南スーダン政権を率いるスーダン人民解放運動(SPLM)系の武装組織が26日、スーダンと南スーダン国境地帯の係争地ジャウで、スーダン軍基地を攻撃、スーダン兵150人を殺害した、と報じたようだ。

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