米軍人2人射殺される=カブールの内務省内―アフガン
時事通信 2月26日(日)0時33分配信
【ニューデリー時事】アフガニスタンの首都カブールにある内務省内で25日、米軍人2人が射殺される事件が起きた。同省当局者が明らかにした。AFP通信によると、2人は国際治安支援部隊(ISAF)のメンバー。事件を受けてISAFは、カブールのアフガン政府省庁からISAFの要員全員を引き揚げる措置を取った。
アフガン政府筋はAFPに対し、2人は政府の顧問で、発砲があったのは内務省の指揮統制センターだとしている。ロイター通信によれば、2人の階級は大佐と少佐という。一部報道では「口論」の末に発砲が起きたと伝えられるが、詳細は不明だ。
反政府勢力タリバンは同日、犯行声明を出した。20日に起きたISAFの米兵によるイスラム教の聖典コーラン焼却に対する報復だとしている。発砲したのはアフガン警察の一員との情報もある。
アフガンではコーラン焼却をめぐり、米国に対する抗議行動が激化。25日も国連施設に対する襲撃などで5人が死亡しており、抗議行動に絡む死者はこの5日間で29人に達した。
最終更新:2月26日(日)7時48分
コーランを燃やす事が、イスラム教徒にとってどれだけの大罪かは我々には理解し難いが、民主主義など西欧の価値観を押し付けても彼らとの紛争は解決しないことは確かなのだが。
暗黒の稲妻
時事通信 2月26日(日)0時33分配信
【ニューデリー時事】アフガニスタンの首都カブールにある内務省内で25日、米軍人2人が射殺される事件が起きた。同省当局者が明らかにした。AFP通信によると、2人は国際治安支援部隊(ISAF)のメンバー。事件を受けてISAFは、カブールのアフガン政府省庁からISAFの要員全員を引き揚げる措置を取った。
アフガン政府筋はAFPに対し、2人は政府の顧問で、発砲があったのは内務省の指揮統制センターだとしている。ロイター通信によれば、2人の階級は大佐と少佐という。一部報道では「口論」の末に発砲が起きたと伝えられるが、詳細は不明だ。
反政府勢力タリバンは同日、犯行声明を出した。20日に起きたISAFの米兵によるイスラム教の聖典コーラン焼却に対する報復だとしている。発砲したのはアフガン警察の一員との情報もある。
アフガンではコーラン焼却をめぐり、米国に対する抗議行動が激化。25日も国連施設に対する襲撃などで5人が死亡しており、抗議行動に絡む死者はこの5日間で29人に達した。
最終更新:2月26日(日)7時48分
コーランを燃やす事が、イスラム教徒にとってどれだけの大罪かは我々には理解し難いが、民主主義など西欧の価値観を押し付けても彼らとの紛争は解決しないことは確かなのだが。
暗黒の稲妻