みずほがアフリカ大手銀と協業、週内にも合意へ=関係筋
ロイター 2月20日(月)6時28分配信


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2月19日、みずほフィナンシャルグループが南アフリカのスタンダード銀行と融資業務などにおける協業で合意することが分かった。都内で昨年11月撮影(2012年 ロイター/Kim Kyung Hoon)
[ヨハネスブルク/東京 19日 ロイター] みずほフィナンシャルグループ<8411.T>は、南アフリカのスタンダード銀行<SBKJ.J>と融資業務などにおける協業で合意する。複数の関係筋が19日、ロイターに明らかにした。両社は週内にも正式に合意する見通し。

邦銀のアフリカ業務をめぐっては、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306.T>や三井住友フィナンシャルグループ<8316.T>が、すでに拠点を構える一方、みずほは依然、拠点がない。みずほは今回のスタンダード銀との提携により、両社の顧客企業に対し、日本・アフリカ間の融資関連業務などにおけるサービス拡大を狙うとみられる。

世界の金融機関が資源の豊富なアフリカ各国でのビジネスを急ピッチで拡大するなか、邦銀のスピードは遅く、出遅れている。

スタンダード銀は総資産ベースでアフリカ最大の銀行。中国の中国工商銀行(ICBC)<601398.SS>が20パーセントを保有する大株主で、みずほを含む他のアジアの金融機関との資本提携の可能性は現時点で低いとみられる。

みずほの広報担当者はロイターに対し、コメントを差し控えるとした。スタンダード銀の広報担当者もコメントを差し控えた。

最終更新:2月20日(月)6時30分

国内では利益を得られ無いから海外に出るしかないと。

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