シリア非難の総会決議採択 国連
産経新聞 2月17日(金)9時13分配信
【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会は16日、反政府デモへの弾圧を続けるシリアを非難する決議案を賛成多数で採択した。安保理決議とは異なり法的拘束力はないが、シリアのアサド政権に強い警告を発した形だ。
決議案には137カ国が賛成。中国やロシア、北朝鮮、イランなど12カ国が反対した。棄権は17カ国。事務手続き上、数カ国の投票結果が不明となっている。
決議はアサド大統領の退陣や挙国一致内閣の樹立など、1月22日にアラブ連盟が採択したシリアの事態収拾案に「最大限の支持」を表明している。また、「依然、続いている組織的な人権侵害」を厳しく非難し、暴力の即時停止を求めるとともに、弾圧の責任を「明確化することの重要性」も強調している。
シリア問題をめぐっては、米欧などが4日、安保理会合で対シリア決議案の採択を目指したが、ロシアと中国の拒否権行使により否決されていた。
最終更新:2月17日(金)9時55分
ようやくというかやっとというか。
どんな理由が有るにせよ民衆にあれ程苛烈な形で手を出してしまった独裁者にはもう人々を統治する権利はないはずだ。
暗黒の稲妻
産経新聞 2月17日(金)9時13分配信
【ニューヨーク=黒沢潤】国連総会は16日、反政府デモへの弾圧を続けるシリアを非難する決議案を賛成多数で採択した。安保理決議とは異なり法的拘束力はないが、シリアのアサド政権に強い警告を発した形だ。
決議案には137カ国が賛成。中国やロシア、北朝鮮、イランなど12カ国が反対した。棄権は17カ国。事務手続き上、数カ国の投票結果が不明となっている。
決議はアサド大統領の退陣や挙国一致内閣の樹立など、1月22日にアラブ連盟が採択したシリアの事態収拾案に「最大限の支持」を表明している。また、「依然、続いている組織的な人権侵害」を厳しく非難し、暴力の即時停止を求めるとともに、弾圧の責任を「明確化することの重要性」も強調している。
シリア問題をめぐっては、米欧などが4日、安保理会合で対シリア決議案の採択を目指したが、ロシアと中国の拒否権行使により否決されていた。
最終更新:2月17日(金)9時55分
ようやくというかやっとというか。
どんな理由が有るにせよ民衆にあれ程苛烈な形で手を出してしまった独裁者にはもう人々を統治する権利はないはずだ。
暗黒の稲妻