最高裁判決>「裁判員が正しかった」再逆転無罪の安西さん
毎日新聞 2月13日(月)21時46分配信
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最高裁での無罪判決を受け、記者会見する安西喜久夫さん(左から2人目)=東京・霞が関の司法記者クラブで2012年2月13日、津村豊和撮影
「私を信じてくれた裁判員の判断が間違っていなかったと認められた」。覚せい剤取締法違反(密輸)で起訴され、13日の最高裁判決で再逆転無罪が確定することになった安西喜久夫さん(61)は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し安堵(あんど)の表情を見せた。
【関連記事】最高裁:「不合理示せ」2審破棄、再逆転で無罪…初判断
裁判員制度下で初めての全面無罪判決となった1審の審理。安西さんは「相手(裁判員)は一般の人なので、場面をより細かく説明するように心掛けた」という。2審は逆転有罪だったが、この日の最高裁判決まで「自信を持って裁判に臨んできた」。ただし、偽造旅券の持ち込みに関わった件については「私にも落ち度があった」と述べた。
経営する中古車販売会社では、保釈後も取引が再開できないなどの苦境に立たされた。「私の状況を知りながら助けてくれた多くの友人に報告したい」と感謝を口にした。
裁判員裁判で初めて検察側が控訴した事件でもあった。弁護人の浦崎寛泰弁護士は「検察庁には判決の趣旨を踏まえ、控訴のあり方を見直してもらいたい」と注文を付けた。【野口由紀】
最終更新:2月14日(火)0時26分
時間も金も掛け裁判員の判断が採用されないならそもそも何の為にやってるか判らん。
市民の意見を反映させるのと罪の有無は別なのだが。
暗黒の稲妻
毎日新聞 2月13日(月)21時46分配信

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最高裁での無罪判決を受け、記者会見する安西喜久夫さん(左から2人目)=東京・霞が関の司法記者クラブで2012年2月13日、津村豊和撮影
「私を信じてくれた裁判員の判断が間違っていなかったと認められた」。覚せい剤取締法違反(密輸)で起訴され、13日の最高裁判決で再逆転無罪が確定することになった安西喜久夫さん(61)は判決後、東京・霞が関の司法記者クラブで会見し安堵(あんど)の表情を見せた。
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裁判員制度下で初めての全面無罪判決となった1審の審理。安西さんは「相手(裁判員)は一般の人なので、場面をより細かく説明するように心掛けた」という。2審は逆転有罪だったが、この日の最高裁判決まで「自信を持って裁判に臨んできた」。ただし、偽造旅券の持ち込みに関わった件については「私にも落ち度があった」と述べた。
経営する中古車販売会社では、保釈後も取引が再開できないなどの苦境に立たされた。「私の状況を知りながら助けてくれた多くの友人に報告したい」と感謝を口にした。
裁判員裁判で初めて検察側が控訴した事件でもあった。弁護人の浦崎寛泰弁護士は「検察庁には判決の趣旨を踏まえ、控訴のあり方を見直してもらいたい」と注文を付けた。【野口由紀】
最終更新:2月14日(火)0時26分
時間も金も掛け裁判員の判断が採用されないならそもそも何の為にやってるか判らん。
市民の意見を反映させるのと罪の有無は別なのだが。
暗黒の稲妻