<京都市長選>現職の門川大作氏が再選 中村和雄氏を破り
毎日新聞 2月5日(日)20時49分配信


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京都市長選で再選を決め、山田啓二知事(後列左から2人目)や支援者らとバンザイする門川大作さん(中央)=京都市下京区の事務所で2012年2月5日午後8時27分、森園道子撮影
 任期満了に伴う京都市長選は5日投開票され、無所属で現職の門川大作氏(61)=民主、自民、公明、みんな、社民京都府連推薦=が、無所属新人で弁護士の中村和雄氏(57)=共産推薦=を破り、再選を果たした。門川氏は山田啓二・京都府知事との「府市協調」態勢をアピール。推薦を受けた5党や経済団体の支援を受け、前回選で951票差に迫られた中村氏をかわした。投票率は36.77%(前回37.82%)。

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 「大阪都構想」が争点となった昨年11月の大阪ダブル選後はじめての政令市長選だったが、大都市制度をめぐる論争は低調で、地域経済や雇用、財政再建などが争点となった。

 門川氏は当選のあいさつで「府政と連携し、新しい時代を作りたい。原発に依存しない社会に向け、大阪市や神戸市と協議し、政令市がエネルギー政策転換の先頭に立ちたい」と抱負を語った。選挙戦では、行財政改革や市営地下鉄事業の収支改善などの実績を強調。5党の支持層を手堅くまとめた。

 中村氏は脱原発を前面に掲げたが、無党派層に浸透しきれなかった。【古屋敷尚子】

最終更新:2月5日(日)23時2分

そういえば前も僅差で負けてたよね、中村さん。
雪辱ならずか。

暗黒の稲妻