“関西の視聴率男”やしきたかじん休養宣言…振り回されるテレビ局
産経新聞 2月5日(日)20時26分配信
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やしきたかじんさん(山下香撮影)(写真:産経新聞)
歌手でテレビ司会者として人気のタレント、やしきたかじんさん(62)の、突然の「休業宣言」は、深夜になって公式ホームページ(HP)のみで公表されるという極めて異例の形で報道各社へ伝わった。たかじんさんのレギュラー番組を放送する民放各局でさえ、「休業」は直前まで知らされておらず、その理由についてさまざまな憶測が乱れ飛んだ。4、5の両日、収録済みの番組3本が放送されたが、本人の口から正式な休業理由は、まだ語られていない。
【フォト】小向美奈子が“ラブエール”たかじんの早期回復を祈念
「突然ですが、弊社のアーティスト、タレントであります、やしきたかじんが、検診の結果、初期の食道がんであることが判明いたしました。今後は、治療のためにしばらくの間、レギュラー番組を休ませていただきます」
休業の報告がHPに掲載されたのは1月31日午後11時過ぎだった。
同日夕、「たかじんさんが1日に緊急会見を開くらしい」という情報が、報道各社に広まったが、正式な連絡は現在まで入っていない。
一方、緊迫した状況はレギュラー番組を抱える在阪放送局も同じだった。「たかじん胸いっぱい」(土曜正午)を制作する関西テレビには31日午後7時半ごろ、事務所の担当者が、番組プロデューサーに「病気休養」の相談のために訪れた。
「たかじんNOマネー」(土曜午後1時)を放送するテレビ大阪へも同日昼、「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜午後1時半)を放送中の読売テレビへも同日夕になって突然、相談があったという。
現在、放送中のたかじんさんのレギュラー番組は3本。いずれも舌鋒(ぜっぽう)鋭いたかじんさんの司会術がなければ成立し難い番組内容だ。
視聴率が20%を超えたこともある「たかじんのそこまで言って委員会」は、歴代首相や橋下徹大阪市長ら話題の政財界人がゲストで登場。平成15年のレギュラー放送開始時は関西ローカルだったが、現在24局ネットに。平均視聴率15.3%は日曜昼の枠では破格の数字だ。5日の放送では番組冒頭、「病気療養の為、しばらく休みます」などとテロップを表示した後、収録済みのビデオを流した。同局は番組の継続を発表したが、代わりの司会者などについては「検討中」という。
関テレでは4日、収録済みの「たかじん胸いっぱい」を放送後、藤本景子アナウンサーが「やしきたかじんさんが、ご病気で番組をお休みされることになりました。来週も放送します。回復次第、たかじんさんは番組に復帰される予定です」とコメント。同局では今月放送分はたかじんさん抜きで収録し、来月以降は調整中。一方、テレビ大阪は4日、収録済みの「たかじんNOマネー」を放送、テロップなどによる説明はなかった。11日放送分以降の内容は未定だが、番組は継続するという。
昨年8月、芸能界を引退した島田紳助さんも記者会見直前まで引退を放送局へ伝えていなかった。引退と休業の違いはあるが、人気司会者の相次ぐ「緊急発表」に、放送各局は番組の変更や代役の司会者の人選などに振り回されている。
立教大学の砂川浩慶准教授(メディア論)は「政治家と違って公人か私人かの線引きは難しいが、都合のいいメディアには積極的にアナウンスし、後はブログやHPで済ませるのは、有名人が果たすべき社会的役割として疑問が残る。病気という事情もあるが、せめて疑問に答える場ぐらいは作った方が、本人にとっても得策だったのではないか」と話している。
最終更新:2月6日(月)12時27分
まぁ何というのか何時もTV楽しみにしてるのでしっかりと治してまた復帰してくださいなとかいい様がないんだけどね<茶の間で見ている方としては。
暗黒の稲妻
産経新聞 2月5日(日)20時26分配信

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やしきたかじんさん(山下香撮影)(写真:産経新聞)
歌手でテレビ司会者として人気のタレント、やしきたかじんさん(62)の、突然の「休業宣言」は、深夜になって公式ホームページ(HP)のみで公表されるという極めて異例の形で報道各社へ伝わった。たかじんさんのレギュラー番組を放送する民放各局でさえ、「休業」は直前まで知らされておらず、その理由についてさまざまな憶測が乱れ飛んだ。4、5の両日、収録済みの番組3本が放送されたが、本人の口から正式な休業理由は、まだ語られていない。
【フォト】小向美奈子が“ラブエール”たかじんの早期回復を祈念
「突然ですが、弊社のアーティスト、タレントであります、やしきたかじんが、検診の結果、初期の食道がんであることが判明いたしました。今後は、治療のためにしばらくの間、レギュラー番組を休ませていただきます」
休業の報告がHPに掲載されたのは1月31日午後11時過ぎだった。
同日夕、「たかじんさんが1日に緊急会見を開くらしい」という情報が、報道各社に広まったが、正式な連絡は現在まで入っていない。
一方、緊迫した状況はレギュラー番組を抱える在阪放送局も同じだった。「たかじん胸いっぱい」(土曜正午)を制作する関西テレビには31日午後7時半ごろ、事務所の担当者が、番組プロデューサーに「病気休養」の相談のために訪れた。
「たかじんNOマネー」(土曜午後1時)を放送するテレビ大阪へも同日昼、「たかじんのそこまで言って委員会」(日曜午後1時半)を放送中の読売テレビへも同日夕になって突然、相談があったという。
現在、放送中のたかじんさんのレギュラー番組は3本。いずれも舌鋒(ぜっぽう)鋭いたかじんさんの司会術がなければ成立し難い番組内容だ。
視聴率が20%を超えたこともある「たかじんのそこまで言って委員会」は、歴代首相や橋下徹大阪市長ら話題の政財界人がゲストで登場。平成15年のレギュラー放送開始時は関西ローカルだったが、現在24局ネットに。平均視聴率15.3%は日曜昼の枠では破格の数字だ。5日の放送では番組冒頭、「病気療養の為、しばらく休みます」などとテロップを表示した後、収録済みのビデオを流した。同局は番組の継続を発表したが、代わりの司会者などについては「検討中」という。
関テレでは4日、収録済みの「たかじん胸いっぱい」を放送後、藤本景子アナウンサーが「やしきたかじんさんが、ご病気で番組をお休みされることになりました。来週も放送します。回復次第、たかじんさんは番組に復帰される予定です」とコメント。同局では今月放送分はたかじんさん抜きで収録し、来月以降は調整中。一方、テレビ大阪は4日、収録済みの「たかじんNOマネー」を放送、テロップなどによる説明はなかった。11日放送分以降の内容は未定だが、番組は継続するという。
昨年8月、芸能界を引退した島田紳助さんも記者会見直前まで引退を放送局へ伝えていなかった。引退と休業の違いはあるが、人気司会者の相次ぐ「緊急発表」に、放送各局は番組の変更や代役の司会者の人選などに振り回されている。
立教大学の砂川浩慶准教授(メディア論)は「政治家と違って公人か私人かの線引きは難しいが、都合のいいメディアには積極的にアナウンスし、後はブログやHPで済ませるのは、有名人が果たすべき社会的役割として疑問が残る。病気という事情もあるが、せめて疑問に答える場ぐらいは作った方が、本人にとっても得策だったのではないか」と話している。
最終更新:2月6日(月)12時27分
まぁ何というのか何時もTV楽しみにしてるのでしっかりと治してまた復帰してくださいなとかいい様がないんだけどね<茶の間で見ている方としては。
暗黒の稲妻