プーチン氏、静かな戦い=TV討論拒否、政策寄稿―ロ大統領選
時事通信 2月5日(日)14時24分配信
【モスクワ時事】3月4日のロシア大統領選まで1カ月を切った。復帰を目指す前大統領のプーチン首相は、昨年12月の下院選の不正疑惑に抗議するデモの活発化とは対照的に、静かな選挙戦を展開。各候補者とのテレビ討論会を拒絶した上で、新聞に「政権公約」を次々と寄稿し、持ち直した支持率を失点なく維持したい考えだ。
全ロシア世論調査センターによると、「大統領選で誰に投票するか」との質問にプーチン氏と回答した有権者は、下院選後の12月10~11日の調査で42%だったが、1月28~29日に52%まで上昇した。プーチン氏退陣を訴えるデモの続発にもかかわらず、野党勢力が大統領選の独自候補を擁立できなかったことなどが背景にある。
政権与党「統一ロシア」は下院選で議席を大幅に失ったものの、選挙戦を率いたのはメドベージェフ大統領で、プーチン氏の責任は限定的。さらに、対抗馬に強敵がいないと見るや、年明け早々「本人はテレビ討論会に出ず、代理人が参加する」(側近)方針を打ち出し、各候補からは「有権者軽視だ」(ミロノフ前上院議長)などの声が上がった。
その一方で、プーチン氏は1月16日、23日、30日と新聞各紙上に論文を掲載。「今後10年で貧困問題を解決する」「不法移民対策を強化する」などと、有権者受けする政策を発表している。
最終更新:2月5日(日)16時25分
テレビ討論を拒否している様では、万が一当選しても、ロシア国内は安定しないだろうね。
何れ時期が過ぎれば求められなくなる。
暗黒の稲妻
時事通信 2月5日(日)14時24分配信
【モスクワ時事】3月4日のロシア大統領選まで1カ月を切った。復帰を目指す前大統領のプーチン首相は、昨年12月の下院選の不正疑惑に抗議するデモの活発化とは対照的に、静かな選挙戦を展開。各候補者とのテレビ討論会を拒絶した上で、新聞に「政権公約」を次々と寄稿し、持ち直した支持率を失点なく維持したい考えだ。
全ロシア世論調査センターによると、「大統領選で誰に投票するか」との質問にプーチン氏と回答した有権者は、下院選後の12月10~11日の調査で42%だったが、1月28~29日に52%まで上昇した。プーチン氏退陣を訴えるデモの続発にもかかわらず、野党勢力が大統領選の独自候補を擁立できなかったことなどが背景にある。
政権与党「統一ロシア」は下院選で議席を大幅に失ったものの、選挙戦を率いたのはメドベージェフ大統領で、プーチン氏の責任は限定的。さらに、対抗馬に強敵がいないと見るや、年明け早々「本人はテレビ討論会に出ず、代理人が参加する」(側近)方針を打ち出し、各候補からは「有権者軽視だ」(ミロノフ前上院議長)などの声が上がった。
その一方で、プーチン氏は1月16日、23日、30日と新聞各紙上に論文を掲載。「今後10年で貧困問題を解決する」「不法移民対策を強化する」などと、有権者受けする政策を発表している。
最終更新:2月5日(日)16時25分
テレビ討論を拒否している様では、万が一当選しても、ロシア国内は安定しないだろうね。
何れ時期が過ぎれば求められなくなる。
暗黒の稲妻