ソニー、赤字2200億円=円高、タイ洪水が打撃―12年3月期
時事通信 2月2日(木)15時10分配信

 ソニーは2日、2012年3月期の連結業績(米国会計基準)で、純損益が2200億円の赤字(従来予想900億円の赤字)に拡大するとの見通しを発表した。急激な円高・ユーロ安やタイの洪水被害の影響を受けた上、韓国電機大手サムスン電子との液晶パネル合弁事業の解消に伴う株式評価損も計上するため、業績が大幅に悪化する。
 純損益の赤字は4期連続で、11年3月期(2595億円の赤字)に続き2期連続で2000億円を超える赤字となる。1日には平井一夫副社長を社長兼最高経営責任者(CEO)に昇格させる人事を発表。4月から新体制で抜本的な経営立て直しを図る。
 12年3月期は円高で営業損益が約200億円押し下げられる見通し。タイの洪水による影響額は昨年11月時点に予想した約250億円から約700億円に拡大。国内や欧米などでは販売不振もあり、売上高は6兆4000億円(従来予想6兆5000億円)に、営業損益は950億円の赤字(同200億円の黒字)に下方修正した。
 2日記者会見した加藤優最高財務責任者は「大変厳しい数字となった。東日本大震災と超円高、タイの洪水という三つの要素がかなり事業に影響している」と述べた。 

最終更新:2月2日(木)19時37分

ソニーと言わず、シャープと言わず、輸出企業は民主党の円高対策のおかげで大打撃。
それで税収が減って増税、増税だ。
民主党になって良くなった政策が何があるのだろうか。

暗黒の稲妻