耳が不自由な裁判員に手話通訳…言葉もやさしく
読売新聞 1月31日(火)21時44分配信

 前橋地裁で30日に始まった強盗傷害事件の裁判員裁判で、裁判員に選任された耳の不自由な男性のため、地裁が手話通訳を手配し、公判が行われている。

 31日には証人尋問があり、裁判官や検察、弁護側は通常よりゆっくりと話し、平易な言葉を使って審理した。

 審理されているのは、群馬県伊勢崎市で2005年、男性に4人で暴行を加え、現金約8万円入りの財布を奪ったとして強盗傷害罪に問われた元少年(25)の裁判。2月1日に結審し、判決は3日の予定。

 31日には共犯の男らに対する証人尋問が行われ、手話通訳が耳が不自由な男性の正面に置かれたイスに座り、4人が約15分交代で審理の内容を伝えた。弁護側は「易しい言葉を使い、理解しているか顔つきなどを見て声を発した」と話している。

最終更新:1月31日(火)21時44分

無作為に選別するのだからあり得る事。
聴覚障害者も健常者も同じ。
裁判員としてしっかり審判してほしい。

暗黒の稲妻