中国企業を襲撃、現地派遣の29人が連行される=スーダン
サーチナ 1月30日(月)7時36分配信

 スーダンの南コルドファン州で日本時間28日午後、中国企業が反政府武装勢力に襲撃され、現地派遣の中国人作業員29人が連れ去られた。中国政府・外交部の劉為民報道官も29日、現地の中国企業が襲撃され作業員が行方不明になったことを認めた。中国新聞社などが報じた。

 スーダン人民解放運動北部局(スーダン人民解放軍)と呼ばれる武装勢力が、政府軍と交戦した後に中国企業を襲撃した。襲われた企業は道路建設を請け負っていた。スーダン人民解放運動北部局は中国人作業員29人とスーダン軍兵士9人を捕虜にしたと発表した。同組織は「捕虜は全員が無事だ」と称した。

 スーダン人民解放軍(スーダン人民解放運動)は、スーダン南部を拠点とする反政府武装組織だった。南スーダンが2011年に独立してからは同国の政権党になった。

 スーダン人民解放軍(スーダン人民解放運動)のうち、南スーダンとして独立しなかった部分の勢力は「北部局」として、スーダン政府と対立する武装組織となった。現在も政府軍との衝突を繰り返している。(編集担当:如月隼人)

最終更新:1月30日(月)10時24分

中国政府は、どう対応するのだろうか。
これ幸いに、軍隊を派遣するのか、遠い事だし、作業員30人位なら、犠牲になっても、まぁいいやか
政府の手腕が問われる。

暗黒の稲妻