松井秀、マイナー契約危機…市場冷え込み
サンケイスポーツ 1月29日(日)13時37分配信


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知人のパーティーに出席し、違う車に乗ってしまった松井秀喜=都内のホテル(写真:サンケイスポーツ)
 米大リーグ、アスレチックスからフリーエージェント(FA)の松井秀喜外野手(37)にマイナー契約の危機だ。ホワイトソックスからFAになった盗塁王3度のフアン・ピエール外野手(34)がフィリーズとマイナー契約。ベテラン外野手に厳しいオファーが続いている現状が明らかになった。

【写真で見る】違う車に乗ってしまったことに気がつき下車する松井秀喜

 所属先未定のベテラン外野手が不安になるニュースだ。ホ軍の正左翼手として昨季158試合に出場したピエールが、春季キャンプには招待選手として参加するマイナー契約をフィリーズと交わしたのだ。

 ピエールは2010年など盗塁王に3度輝き、現役最多の554盗塁を誇る左打者。メジャー12年間の通算打率は・296で、シーズン200安打も4度記録しているが、昨季の年俸850万ドル(約6億5450万円)から一転してマイナー契約となった。

 大リーグ関係者によれば、ベテラン外野手のFA市場は冷え込んでおり、メジャー契約でも年俸は100万ドル(約7700万円)前後に抑えられるという。DHにはさらに逆風が吹いており、松井に対してマイナー契約を提示する球団も出てきそうだ。

 それでもナ・リーグのある球団幹部は、松井の代理人を務めるアーン・テレム氏(57)が強気の交渉姿勢を崩していないと証言。ダルビッシュの代理人としてレンジャーズとの交渉を終えた同氏が、松井にどんな契約を用意するのか。手腕の見せどころだ。

最終更新:1月29日(日)19時36分

この成績でマイナー契約とは…。

暗黒の稲妻