<東日本大震災>細野環境相が石巻の災害廃棄物仮置き場視察
毎日新聞 1月28日(土)20時17分配信


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処理が進まず仮置き場にうずたかく積まれた災害廃棄物=宮城県石巻市で2012年1月28日午前11時31分、藤野基文撮影
 東日本大震災の復興の鍵となる災害廃棄物の処理が難航する中、細野豪志環境相は28日、現状を把握するため、災害廃棄物が最も多く発生した宮城県石巻市の仮置き場を視察した。災害廃棄物の量は、宮城県で1年間に発生する廃棄物の19年分、岩手県で同11年分ともいわれる。他県での処理が必要だが、放射能を帯びた廃棄物と混同され、受け入れ先が見つからない状況が続いている。視察後、細野環境相は「安全性については国が責任を持つ。広域処理を受け入れてもらえるよう説明を続けたい」と話した。

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 この日、細野環境相が高く積まれた廃棄物のそばで空間線量を測定したところ、石巻市の空間線量と同じ毎時約0.05マイクロシーベルトだった。また、同市で昨年10月1日に採取した可燃物は放射性セシウムの濃度が1キロ当たり101ベクレルで、環境省の基準(焼却前で同240~480ベクレル)を大きく下回っている。

 宮城県の試算では、県全体で1819万4000トンの災害廃棄物が発生し、その47%に当たる846万3000トンを石巻地区(石巻市、東松島市、女川町)が占める。細野環境相が視察した石巻市内の仮置き場には、がれきが15~20メートルほどの高さに積まれたまま、処理が進んでいない。

 同地区内にはまだ、約1万棟と推定される建物の解体作業が残っている。しかし、解体後のがれきを置く場所がないため作業が進められず、復興の足かせになっている。

 現在、仮設焼却炉を5基建設中だが処理量には限界がある。同地区での発生量の34.7%に当たる294万トンは広域処理が必要と見積もられている。

 細野環境相を案内した石巻市の亀山紘市長は「再生を図っていくためにも、全国の自治体市民の皆様に協力していただきたい」と話した。【藤野基文】

最終更新:1月28日(土)22時45分

復興の最大の一番障害は政府なんじゃないの。
復興したらが自分達の最後になるからとダラダラといい加減なことしかしないんだろう。
少なくともこの発言は遅くとも半年前に出来るだろう。
今頃こういう発言をするんだからどんだけ無能なんだよ。
全体の無能を表している。

暗黒の稲妻