フィリピンと米国が軍事協議、中国の領有権主張に対抗=報道
ロイター 1月26日(木)16時44分配信
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1月26日、米ワシントン・ポスト紙は、フィリピン政府と米政府が、フィリピン国内での軍事的プレゼンス拡大を協議していると報じた。写真は昨年10月、フィリピン北部で行われた米軍とフィリピン軍の合同軍事演習。提供写真(2012年 ロイター/31st Marine Expeditionary Unit)
[26日 ロイター] 26日付の米ワシントン・ポスト紙は、南シナ海で中国が領有権の主張を強めているのを受け、フィリピン政府と米政府が、フィリピン国内での軍事的プレゼンス拡大を協議していると報じた。フィリピンからは約20年前に駐留米軍が撤退している。
米国は過去数カ月の間に、オーストラリア北部に海軍基地を置く計画や、シンガポールに最新鋭の沿海域戦闘艦を配備する計画を相次いで発表している。
ワシントン・ポストは、米国とフィリピンの軍事交渉は初期段階とした上で、両国政府筋の話として、双方は合意に向けて前向きだと伝えている。26・27日にもワシントンでの話し合いが予定されており、3月にはさらなる高官級協議も計画しているという。
交渉に関わっているフィリピン側の高官は「われわれは地域の平和と安定を望んでいる。中国との対峙(たいじ)や対立は誰も望んでいない」と述べた。
一方、フィリピン国防省の報道官はロイターの取材に対し、米国とは合同演習の強化について協議しているが、米軍配備の計画は一切知らないと語っている。
最終更新:1月26日(木)18時30分
以前はソ連との冷戦という時代もあったが、今はロシアより中国の方が脅威なのは頷ける。
今考えるとフィリピンからの米軍撤退は間違いだったのかも知れない。
暗黒の稲妻
ロイター 1月26日(木)16時44分配信

1月26日、米ワシントン・ポスト紙は、フィリピン政府と米政府が、フィリピン国内での軍事的プレゼンス拡大を協議していると報じた。写真は昨年10月、フィリピン北部で行われた米軍とフィリピン軍の合同軍事演習。提供写真(2012年 ロイター/31st Marine Expeditionary Unit)
[26日 ロイター] 26日付の米ワシントン・ポスト紙は、南シナ海で中国が領有権の主張を強めているのを受け、フィリピン政府と米政府が、フィリピン国内での軍事的プレゼンス拡大を協議していると報じた。フィリピンからは約20年前に駐留米軍が撤退している。
米国は過去数カ月の間に、オーストラリア北部に海軍基地を置く計画や、シンガポールに最新鋭の沿海域戦闘艦を配備する計画を相次いで発表している。
ワシントン・ポストは、米国とフィリピンの軍事交渉は初期段階とした上で、両国政府筋の話として、双方は合意に向けて前向きだと伝えている。26・27日にもワシントンでの話し合いが予定されており、3月にはさらなる高官級協議も計画しているという。
交渉に関わっているフィリピン側の高官は「われわれは地域の平和と安定を望んでいる。中国との対峙(たいじ)や対立は誰も望んでいない」と述べた。
一方、フィリピン国防省の報道官はロイターの取材に対し、米国とは合同演習の強化について協議しているが、米軍配備の計画は一切知らないと語っている。
最終更新:1月26日(木)18時30分
以前はソ連との冷戦という時代もあったが、今はロシアより中国の方が脅威なのは頷ける。
今考えるとフィリピンからの米軍撤退は間違いだったのかも知れない。
暗黒の稲妻