JR西日本の痴漢被害、9割以上が新快速と快速
読売新聞 1月23日(月)20時15分配信

 兵庫県警が昨年に受理したJR西日本の電車内の痴漢被害相談の9割以上が、女性専用車両のない新快速と快速に集中していたことがわかった。

 県警は、JR西に対し、新快速と快速にも女性専用車両の導入を要望したと発表した。

 県警によると、昨年、県内13の鉄道事業者の利用者から痴漢や盗撮などの被害相談が137件寄せられた。事業者別ではJR西が95件で、このうち77件が電車内での痴漢。その9割を超える71件が女性専用車両のない新快速と快速だった。

 JR西は現在、近畿2府4県の12路線の普通電車(福知山線の一部快速を含む)に女性専用車両を導入している。

 JR西広報部は「新快速や快速ではほとんどの場合、電車によって車両数が異なり、女性専用車両の位置を固定するのは現状では難しい。ただ、要望を受け、導入の検討を続けたい」としている。

最終更新:1月23日(月)20時15分

兵庫県警が昨年に受理したJR西日本の電車内の痴漢被害相談の9割以上が、女性専用車両のない新快速と快速に集中しているそうだ。

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