シリア大統領に権限委譲要求=アラブ連盟、政権移行案を国連提起へ―政権は退陣拒否
時事通信 1月23日(月)12時8分配信

 【カイロ時事】アラブ連盟(22カ国・機構)は22日、本部のあるカイロで外相会合を開き、民主化要求デモ弾圧を続けるシリアのアサド大統領に対し、副大統領に権限を委譲するよう迫る政治的な行程表で合意した。会合後、記者会見したカタールのハマド首相兼外相は、国連安保理に提起し、対応を求めることを明らかにした。
 事実上の退陣要求だが、シリア国営テレビは23日、「国家主権に対する攻撃で、目に余る内政干渉だ」として「シリアは受け入れを拒否する」と報じた。ただ、アラブ連盟がシリア問題を安保理に持ち込む方針を示したことで、弾圧をやめないアサド政権にとっては強い圧力となりそうだ。 

最終更新:1月23日(月)12時17分

これって遂にアラブの仲間からも見放されたという事?
しかしシリアの産油量が少ない為欧米も政権打倒へ動くだろうか。
下手をするとアサド大統領もカダフィ大佐の二の舞になってしまうのだろうか。

暗黒の稲妻