<シリア>自爆テロで25人死亡 46人負傷
毎日新聞 1月6日(金)20時30分配信

 【ダマスカス和田浩明】シリアの国営通信によると、首都ダマスカス中心部のミダン地区で6日、自爆テロがあり、民間人や警官少なくとも25人が死亡、46人が負傷した。AP通信は当局者の話として、警官の乗ったバスが標的だった可能性があると報じた。一方、政府軍を離反した反政権の「自由シリア軍」幹部は中東の衛星テレビ「アルジャジーラ」に対し、「過去の爆破事件と同様、政権の自作自演だ」と非難した。

 ダマスカスでは昨年12月下旬にも治安機関を狙った自爆テロ2件が発生し、44人が死亡している。当時、当局は「国際テロ組織アルカイダの犯行の可能性」に言及したが、その後も詳細は明らかになっていない。

 住民によると、ミダン地区では反体制デモが頻発しており、アサド政権の弾圧で数十人が死亡、3000人が拘束されたとの情報もある。

 シリアにはアラブ連盟の和平監視団が滞在中だが、反体制派によると弾圧は継続。国連によると3月の騒乱発生以来、弾圧で5000人以上が死亡した。シリア当局側は「武装テロ集団」が軍・治安部隊や住民を攻撃していると主張している。

最終更新:1月6日(金)23時39分

如何なる理由や主張が有れども一般市民を巻き添えにするテロは認める事は無いっていう事を本人達は何故解らないだろうかね。

暗黒の稲妻