「今年は最後のチャンス」…金本引退覚悟の決意表明
スポニチアネックス 1月6日(金)7時0分配信
拡大写真
中田(右端)が見つめる中、バーベルを持ち上げスクワットをする金本(手前)
阪神の金本知憲外野手(43)が5日、広島市内のスポーツジムで自主トレを行い「去年も復活すると言って駄目だった。今年は最後のチャンス。駄目だったら先はない」と、引退覚悟で挑む決意を示した。
同僚の新井、日本ハムの中田とともに筋力トレーニング中心のメニューをこなした。160~170キロもあるバーベルを肩に乗せてスクワットをするなど、主に下半身を強化。右肩の痛みでバーベルを担ぐこともできなかった昨年の同じ時期に比べれば、手応えは十分だ。金本の表情も「去年は右腕が動かなかった。それとは天と地の差がある」と明るかった。
近年は右肩の故障に苦しめられ、昨季は打率・218、12本塁打で阪神移籍後の9年間で最低の成績に終わった。プロ21年目となる今季は「1試合でも多く出るという若いころの貪欲さを思い出してやっていきたい」と決意を新たにした。
レギュラーシーズン終了翌日の昨年10月25日にトレーニングを開始した。「飛ばし過ぎた感もある」というのは気持ちが入り、順調にここまできた証だ。「筋肉に疲れが出ていて、自分で言うのも何だけど歯を食いしばってやってきた」と充実感がみなぎる。
今年の決意として「新井に本塁打数で絶対に勝ちたい」と話した。仲のいい弟分を冷やかしながらも、本音をのぞかせる真剣さもあった。引退覚悟の裏を返せば、それだけ自信があるということ。44歳になるシーズン。金本に復活の予感が漂う。
最終更新:1月6日(金)13時0分
金本選手の今年の活躍に期待しましょう。
暗黒の稲妻
スポニチアネックス 1月6日(金)7時0分配信

拡大写真
中田(右端)が見つめる中、バーベルを持ち上げスクワットをする金本(手前)
阪神の金本知憲外野手(43)が5日、広島市内のスポーツジムで自主トレを行い「去年も復活すると言って駄目だった。今年は最後のチャンス。駄目だったら先はない」と、引退覚悟で挑む決意を示した。
同僚の新井、日本ハムの中田とともに筋力トレーニング中心のメニューをこなした。160~170キロもあるバーベルを肩に乗せてスクワットをするなど、主に下半身を強化。右肩の痛みでバーベルを担ぐこともできなかった昨年の同じ時期に比べれば、手応えは十分だ。金本の表情も「去年は右腕が動かなかった。それとは天と地の差がある」と明るかった。
近年は右肩の故障に苦しめられ、昨季は打率・218、12本塁打で阪神移籍後の9年間で最低の成績に終わった。プロ21年目となる今季は「1試合でも多く出るという若いころの貪欲さを思い出してやっていきたい」と決意を新たにした。
レギュラーシーズン終了翌日の昨年10月25日にトレーニングを開始した。「飛ばし過ぎた感もある」というのは気持ちが入り、順調にここまできた証だ。「筋肉に疲れが出ていて、自分で言うのも何だけど歯を食いしばってやってきた」と充実感がみなぎる。
今年の決意として「新井に本塁打数で絶対に勝ちたい」と話した。仲のいい弟分を冷やかしながらも、本音をのぞかせる真剣さもあった。引退覚悟の裏を返せば、それだけ自信があるということ。44歳になるシーズン。金本に復活の予感が漂う。
最終更新:1月6日(金)13時0分
金本選手の今年の活躍に期待しましょう。
暗黒の稲妻