<辺野古アセス>沖縄県すべて受理へ 防衛省、追加書類提出
毎日新聞 1月6日(金)11時12分配信

 米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の同県名護市辺野古への移設に向けた環境影響評価(アセスメント)で、防衛省は6日早朝、追加提出を求められた評価書への添付書類を沖縄県へ提出した。県は同日中にも県条例に基づく飛行場建設の評価書の形式審査を再開し、正式受理する方針。環境影響評価法に基づく埋め立て関連は5日に受理しており、これで受理作業が完了し、評価書の内容審査に入っていく。

 県によると、知事意見の提出期限は埋め立て関連が当初より1日後ろにずれて3月28日となり、飛行場関連は2月20日となる見通し。

 仲井真弘多(ひろかず)知事は6日の定例記者会見で、評価書に対する知事意見について「自然科学の専門家の意見なども聞いていくが、(普天間の県外移設という)私の考えを踏まえてまとめたい」と述べ、辺野古移設を事実上不可能とする厳しい意見を防衛省へ提出する方針を正式に示した。県は今月下旬にも県環境影響評価審査会に対し、評価書の記載事項について諮問する。

 欠落していた添付書類は、07年に防衛省が県に提出した環境影響評価の方法書に関する住民意見や知事意見、それに対する防衛省の見解の3種類。防衛省は09年に環境影響評価の準備書を提出した際にこの3種類を添付していたが、今回の評価書にも添付する必要があり、県が5日に追加提出を求めていた。【井本義親】

最終更新:1月6日(金)11時32分

あんだけ騒いで簡単に受理してしまうんだね。
了承とは別の話なんだが、周囲は冷静には受け止められないだろうね。

暗黒の稲妻