シャープ、白物家電を強化…脱デジタル家電依存
読売新聞 1月5日(木)7時28分配信

 シャープは、白物家電と大型ディスプレーを中心とした業務機器の両事業を強化し、合計の売上高を2015年度までに現在の1・5倍の1兆円、営業利益も1・5倍の1000億円にそれぞれ増やす。

 売上高(約3兆円)の約7割を占めるデジタル家電事業に依存した収益構造を改めるのが狙いだ。売上高に占める比率は2割程度にとどまるものの、利益が出やすい白物家電、業務機器の両事業を成長戦略の中核に位置付ける。

 白物家電は、中国や東南アジアなどで、除菌イオン発生機能を備えたエアコンや冷蔵庫などの販売が好調だ。同社はインドネシアなどに数百億円を投じて複数の工場の新設を検討している。

 業務機器は、テレビ会議や電子黒板など幅広い用途に使えて成長が見込める60型以上の液晶ディスプレーの生産を強化する。

最終更新:1月5日(木)7時28分

シャープは、白物家電と大型ディスプレーを中心とした業務機器の両事業を強化し、合計の売上高を2015年度までに現在の1・5倍の1兆円、営業利益も1.5倍の1000億円にそれぞれ増やす様だ。

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