隠れメタボ 全国で360万人
1月2日 4時14分


血圧や血糖値が高いのに胴回りが細いため、心臓病などの危険性が高いとされるメタボリックシンドロームと診断されない、いわゆる「隠れメタボ」の人が全国で360万人以上いるとみられることが厚生労働省の研究班の調査で分かりました。
調査を行ったのは、愛知県にある国立長寿医療研究センターの下方浩史部長を中心とする厚生労働省の研究班です。日本では、胴回りが男性で85センチ、女性で90センチを超えていることに加え、高血圧や高血糖などの症状が2項目以上あることがメタボリックシンドロームの条件となっています。研究班で40歳以上の男女2400人を無作為に選び調査したところ、胴回りが基準より細く、肥満ではないのに血圧や血糖値など2つ以上の項目で基準を超えている人がおよそ5%いたということです。研究班ではこうした「隠れメタボ」の人が、単純計算すると日本全体で360万人以上になるとみられるとしています。また、70代の女性が同じ年代の男性のおよそ2倍と特に多いことも分かりました。下方部長は「肥満でなければメタボリックシンドロームではないというイメージがあるが、血圧や血糖値が高い人は肥満でなくても予防や治療を心がけるべきだ」と話しています。

(記事元:NHKニュース)
URL:http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120102/t10015009861000.html

う~ん気を付けないとなぁ。
正月休みはついつい食べ過ぎるからね…。

暗黒の稲妻