ソニー、サムスンとの合弁解消=液晶事業、全株売却へ
時事通信 12月26日(月)17時0分配信

 ソニーと韓国電機大手サムスン電子は26日、液晶パネルの合弁事業を解消することで合意したと発表した。ソニーは合弁会社の持ち株全てを、来年1月末までに約1兆800億ウォン(約733億円)でサムスンに売却する。ソニーは赤字が続くテレビ事業の立て直しに向け、より安価なパネルの外部調達を増やし、コスト削減を図る。
 両社による合弁会社「S―LCD」は2004年に韓国で設立。サムスンが発行済み株式の半数と1株を持ち、ソニーが残りを保有している。
 合弁事業では薄型テレビ向けの大型液晶パネルを生産し、主に両社に供給してきた。当初は需給が逼迫(ひっぱく)していたパネルの安定確保という利点があったが、近年は中国や台湾のメーカーが台頭し、供給過剰でパネルの市場価格が急落。一定の数量を引き受ける必要のある合弁が逆に負担となっていた。 

最終更新:12月27日(火)0時47分

手を切ったのはよいが時既に遅しな気も…。
しかしこれから日本らしく粘り強くジリジリとまた信頼を集めながら日本ブランドを上げていってほしいと思うが。

暗黒の稲妻