マラソン 給水トラブル処分せず 知事、再度開催へ 静岡
産経新聞 12月14日(水)7時55分配信

 先月20日に行われた「ふじのくに新東名マラソン」(県や静岡陸上競技協会などで構成する実行委員会主催)で、主催者側の不備で水分補給ができず、参加ランナーの一部が脱水症状などを訴えて病院に搬送された問題で、同実行委員会は13日、県に報告書を提出した。川勝平太知事が同日の定例会見で明らかにした。

 川勝知事は当初、関係者を処分する方針を示していたが、「日本陸上競技連盟から、特段の指導、忠告は受けていない」として処分を行わないことを表明。今回の反省を踏まえて、再度マラソンを開催する方針を明らかにした。

 「ふじのくに新東名マラソン」は新東名の駿河湾沼津サービスエリア(沼津市)を発着点に、42・195キロのフルマラソンと10キロ、5キロ、2キロの各部門で行われ、1万260人が参加。しかし、給水所の場所が変更されたことが参加者に周知されなかった上、用意された水が不足する事態となった。主催者側はゴール地点から水を運んで対応したが、脱水症状や熱中症を訴えるランナーが続出した。

 報告書によると、走者のうち、制限時間内に完走できなかったランナーを含む472人が棄権し、このうち救急搬送されたのは9人で、1人は1日入院した。

 原因については、大会実施日が気温26・5度という季節外れの高温に見舞われ、給水などの供給物が不足した▽建設中の高速道路上という特殊な閉鎖空間での競技だった▽工事中のため、コース下見などの準備に制約があった-などを挙げ、危機管理態勢の不備が大きかったとしている。

最終更新:12月14日(水)11時3分

結局お咎めなしという事?
何かおかしくないか?
参加ランナーの一部が脱水症状などを訴えて病院に搬送されたるんでしょ。
今後同じ様な事があってもし仮に死者が出たとしたらどうするのかね。

暗黒の稲妻