浅田真央、母親が体調悪化でGPファイナル欠場
読売新聞 12月9日(金)1時19分配信

 【ケベック(カナダ)=永井順子】国際スケート連合(ISU)は8日、フィギュアスケートの浅田真央選手(21)(中京大)が、母親の体調悪化のためにケベックで9日に開幕するグランプリ(GP)ファイナルを欠場すると発表した。

 日本スケート連盟や浅田選手の所属事務所によると、母親は内臓疾患の病状が今夏に悪化して入退院を繰り返していたが、容体が急変して深刻な状態になったとの連絡が8日早朝に入り、同日に佐藤信夫コーチとともに急きょ、帰国の途についた。

 浅田選手は今季、GPシリーズのNHK杯で2位、ロシア杯では優勝と好調で、3季ぶりにファイナルに進出。今大会は3度目の優勝を目指して、7日の公式練習でも入念に最終調整を行っていた。欠場により、女子は5人で争われる。

 今大会で日本のチームリーダーを務める小林芳子・日本スケート連盟フィギュア強化副部長によると、浅田選手は、「直前まで大会に出たいと思っていたが、かなわなかった。ご迷惑をおかけします」と気丈に語っていたという。

最終更新:12月9日(金)11時22分

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