中南米共同体、発足へ 米の影響力低下
産経新聞 12月4日(日)7時55分配信

 米国とカナダを除く米州33カ国は2日、ベネズエラの首都カラカスで「中南米カリブ海諸国共同体」(CELAC)設立のための会合を開いた。3日、各国首脳らの署名を経て正式発足する。中南米にはベネズエラなど反米を旗印とする国家がある一方、対米関係を重視する国もあり、CELACは“反米共同体”とまではいえない。しかし、「米国の裏庭」とも呼ばれた同地域で、米国の影響力が低下するのは避けられそうにない。

 米州には現在、米国とカナダを含む35カ国で作る米州機構(OAS)がある。反米のキューバは籍を置くが事実上、参加を阻まれており、この地域は長年、米国の強い影響下にあった。

 CELACの会合を主催したベネズエラのチャベス大統領は2日、記者団に「OASは常に米国に操られてきた。CELACは、古くてすり切れたOASに取って代わることになる」と強調。6月にがん摘出手術を受け、治療継続中だが、開会式では、立ったまま約1時間も中南米統合への夢を語り、来年の大統領選に向け健在ぶりもアピールした。

 中南米では2000年代に入ってリチウムや銅などの資源開発が進み、04年以降、概ね約4~6%の経済成長を記録。新興経済地域として注目されている。

 南米の政治アナリスト、シンシア・アーンソン氏はフランス通信(AFP)に「CELAC創設は(経済発展などによる)地域の自信を示すものだ」と話している。

最終更新:12月4日(日)16時35分

アメリカには2つの顔があるね。
一つは日本を防衛してくれる友達の顔。
そして日本を経済で食い物にしようとしている悪魔の顔。
また親日な共和党、日本を食い物にしようとしている民主党。
この辺りをしっかりとらえて嫌なものにはNOと言える日本をつくらないといけないだろうね。

暗黒の稲妻