「東京モーターショー」一般公開スタート 雨の中1000人超の列
産経新聞 12月3日(土)11時29分配信


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一般公開が始まり、賑わうトヨタブース。手前のオレンジの車は「86(ハチロク)」=3日午前、東京・有明の東京ビッグサイト(古厩正樹撮影)(写真:産経新聞)
 自動車の祭典、東京モーターショー(主催・日本自動車工業会)の一般公開が3日、東京ビッグサイト(東京・有明)で始まった。冷たい雨の中、開場時間の午前10時前には1000人を超える来場者が詰めかけ、最寄りの国際展示場駅や有明駅から、傘を差したまま長い行列を作った。

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 東京都内での開催は24年ぶり。来場者を増やし、若者を中心とした車離れに歯止めをかけるため、昨年までは午後6時までだった開催時間を、日曜以外は8時まで延長した。

 モーターショーには、世界初公開の53車種を含む402車種が出展された。電気自動車(EV)といったエコカーだけでなく、スポーツカーや二輪車なども出そろった。リーマン・ショックの影響で前回(平成21年)開催時には出展を取りやめた海外メーカーも、今回は欧州勢を中心に戻り、派手な演出で来場者の関心を誘った。一般公開は11日までおこなわれる。

 3日は、トヨタ自動車の豊田章男社長ら各社の経営トップが盛り上げに一役買おうと、出展車両に乗ってパレードする予定だったが、雨で中止になった。

最終更新:12月3日(土)15時23分

震災だ、円高だ、不況だと車を取り巻く環境は極めて厳しいがメーカーさんにはわくわくさせるものを提案し続けてほしいね。

暗黒の稲妻