今年のJCは意外に凡戦?
2011年11月25日(金)12時00分
ジャパンカップに出走する凱旋門賞馬デインドリームの父ロミタスはニジンスキー系の種牡馬。日本の芝では、ローカルを得意とする系統です。
日本の芝2000m以上での、ニジンスキー系種牡馬の成績は、ローカルでは勝率6%、複勝率は18%。対して中央コースでは勝率2%、複勝率も12%と大幅にパフォーマンスを下げます。
ニジンスキー系は、高速馬場自体は得意なのですが、ある程度上がりがかかる展開を得意とします。
よって、時計自体は出るものの、道中のペースは厳しく上がりがかかりやすい小回りコースの方がニジンスキー系はパフォーマンスを上げるのです。
2005年のジャパンカップを勝ったアルカセットも母父はロミタスの父ニニスキ。アルカセット産駒も芝2000m以上での5勝を上げていますが、このうち4勝は小回りの2000mでのものです。
アルカセット自身、ジャパンカップをレコードタイムで勝利しましたが、上がりは34.8秒。ハイペースになって、上がりがかかった(東京コースにしては)変則的な流れも幸いしました。
同じくニニスキの血を引く、デインドリームにとっても刈り上げられた高速馬場で、平均以下のペースになるのは良くない状況になりそうです。53キロはあまりにも有利ですが、凱旋門賞ほどのパフォーマンスは期待できないのではないでしょうか。
デインドリームを迎える日本馬ですが、多くの有力馬がステップレースに選んだ今年の天皇賞秋は、反動の出やすいレースになってしまったことは不安材料ではあります。
2008年のジャパンカップも前哨戦の天皇賞秋では、ウオッカとダイワスカーレット、ディープスカイがレコードタイムでの接戦を繰り広げました。その結果、ジャパンカップはアルゼンチン共和国杯をステップにしたスクリーンヒーローにあっさりと勝利をもぎ取られてしまったのです。
ということで、今年のジャパンカップは、未だGI勝利がないウインバリアシオン、トレイルブレイザーでも通用してしまうのではないかと見立てているのですが、どうなりますか。
(記事元:netkeiba.com)
URL:http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=AJ01
いよいよジャパンカップかぁ…。
いやぁ本当どうなるだんろう。
暗黒の稲妻
2011年11月25日(金)12時00分
ジャパンカップに出走する凱旋門賞馬デインドリームの父ロミタスはニジンスキー系の種牡馬。日本の芝では、ローカルを得意とする系統です。
日本の芝2000m以上での、ニジンスキー系種牡馬の成績は、ローカルでは勝率6%、複勝率は18%。対して中央コースでは勝率2%、複勝率も12%と大幅にパフォーマンスを下げます。
ニジンスキー系は、高速馬場自体は得意なのですが、ある程度上がりがかかる展開を得意とします。
よって、時計自体は出るものの、道中のペースは厳しく上がりがかかりやすい小回りコースの方がニジンスキー系はパフォーマンスを上げるのです。
2005年のジャパンカップを勝ったアルカセットも母父はロミタスの父ニニスキ。アルカセット産駒も芝2000m以上での5勝を上げていますが、このうち4勝は小回りの2000mでのものです。
アルカセット自身、ジャパンカップをレコードタイムで勝利しましたが、上がりは34.8秒。ハイペースになって、上がりがかかった(東京コースにしては)変則的な流れも幸いしました。
同じくニニスキの血を引く、デインドリームにとっても刈り上げられた高速馬場で、平均以下のペースになるのは良くない状況になりそうです。53キロはあまりにも有利ですが、凱旋門賞ほどのパフォーマンスは期待できないのではないでしょうか。
デインドリームを迎える日本馬ですが、多くの有力馬がステップレースに選んだ今年の天皇賞秋は、反動の出やすいレースになってしまったことは不安材料ではあります。
2008年のジャパンカップも前哨戦の天皇賞秋では、ウオッカとダイワスカーレット、ディープスカイがレコードタイムでの接戦を繰り広げました。その結果、ジャパンカップはアルゼンチン共和国杯をステップにしたスクリーンヒーローにあっさりと勝利をもぎ取られてしまったのです。
ということで、今年のジャパンカップは、未だGI勝利がないウインバリアシオン、トレイルブレイザーでも通用してしまうのではないかと見立てているのですが、どうなりますか。
(記事元:netkeiba.com)
URL:http://news.netkeiba.com/?pid=column_view&wid=AJ01
いよいよジャパンカップかぁ…。
いやぁ本当どうなるだんろう。
暗黒の稲妻