スペイン総選挙、政権交代へ=野党・国民党が単独過半数―ラホイ氏の首相就任確実
時事通信 11月21日(月)9時10分配信

 【パリ時事】スペイン総選挙は20日、投開票が行われた。現地からの情報によると、雇用悪化で批判を浴びたサパテロ政権の与党・社会労働党が大きく議席を減らす一方、最大野党・国民党が単独で下院(定数350)の過半数を制し、2004年以来の政権交代が実現する見通しとなった。
 ほぼ開票が終了した段階で、国民党は下院で45%の票を獲得し、08年の前回選挙の154議席から、党創設以来最多となる186議席に伸長。マリアノ・ラホイ・ブレイ党首(56)の首相就任が確実となった。ラホイ党首は20日夜、首都マドリードの党本部で開かれた集会で「私はスペインとスペイン国民のために統治する」と勝利を宣言した。
 一方、社会労働党は29%の得票にとどまり、前回選挙の169議席から110議席に後退。首相候補のルバルカバ前副首相は敗北を認めた。このほか地方政党のカタルーニャ同盟、統一左翼などが議席を伸ばした。選挙は県単位の比例代表制。 

最終更新:11月21日(月)9時17分

お金があるうちはいいのだが、金がなければ何もできない。
経済が早く活性化されるといいが。

暗黒の稲妻