鹿児島・徳之島の突風、愛犬3匹だけは助かった
読売新聞 11月20日(日)6時56分配信


拡大写真
軽トラックの下から発見されたジョン
 鹿児島県・徳之島の徳之島町轟木(とどろき)で発生した突風により全壊した農業吉田幸太郎さん(66)方周辺では19日、3人の死を悼むかのように強い雨が降り続くなか、住民たちが散乱した畳、瓦などの後片づけに追われた。

 午後1時ごろ、消防団員がひしゃげた軽トラックの下に犬がいるのに気付いた。吉田さんが子どもから贈ってもらい、飼っていた5歳ぐらいの雄で、名前はジョン。擦り傷を負っていたが元気で、吉田さんを待つようにうずくまり、時折悲しそうに「クーン」と鳴いていた。

 近所の人によると、吉田さんはジョンを含め、屋外で3匹の犬を飼っていた。2匹は18日夜の被災直後、崩れた家の近くで住民が見つけ、保護したが、ジョンは行方不明になっていた。

 吉田さんの親族の男性は「大切に飼っていた犬。無事だったことはせめてもの救いです」と、悲しみをこらえながら話した。

最終更新:11月20日(日)6時56分

予期出来ずまして好きな人や好きな家族に別れも言えずに突然に命が奪われれると周りも勿論辛いが本人はどれだけ無念だろうね。
こういう話を聞く度に綺麗事とは分かってるんだけれど憎み合いやいがみ合い、騙し合いとか傷つけあうエネルギーを優しさとして放出出来る人間になりたいと思うのだけれど、難しい。
心より、亡くなられた方々の御冥福をお祈りします。

暗黒の稲妻