ソフトバンク接戦落とす…和田はまた中日・和田に泣く
サンケイスポーツ 11月19日(土)21時37分配信


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先発・和田を見守るソフトバンク・秋山監督=19日、ヤフードーム(写真:サンケイスポーツ)
 (日本シリーズ第6戦、ソフトバンク1-2中日、3勝3敗、19日、ヤフードーム)ソフトバンクは打線が中日投手陣の前に沈黙。四回に連打で1点を返したが、以降は凡打の山を築いた。先発の和田は5回2失点。救援陣は無失点で繋ぎ援護を待ったが報われず、勝敗をタイとした。

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 「先制点だけは与えないようにと思っていたのですが。チームに申し訳ない」。一回二死一、二塁。12日の第1戦で同点ソロを浴びた中日の和田を追い込んだが、チェンジアップが甘くなった。右中間を破られて2点献上。1週間前に七回までの無安打ピッチを打ち砕かれた主砲にまたやられた。

 第1戦は外角を狙ったスライダーが真ん中へ。「あの一球、あの一球だけ。投げミスはあれだけ」。ひたすら悔やんだ。過去の対戦成績は74打数33安打で被打率・446。相性が悪いとはこういうことなのか。この日も同じように、低めを狙った決め球が浮いて、バットを振り切られた。その後はゼロを並べたが、珍しくボール先行も目立ち、5回2失点とリードを許したまま降板した。

 頼みの打線は2点ビハインドの四回、先頭の本多が浅い外野の右中間を破る三塁打。続く内川が粘りを見せセカンド・荒木の頭上を越える適時打を放った。1点を返し反撃のムードが高まったが、後続の小久保、松中が三振に倒れ同点に追いつくことは出来ず。八回には先頭の多村が出塁も、続く長谷川がバント失敗で併殺となるなど拙攻が響いた。

 投手陣は先発の和田の後を受けた金沢が2イニング、森福が1イニングを完璧に抑える好救援。九回、マウンドに上がった馬原も走者を出しながらも無失点で凌いだが、反撃には繋がらなかった。

最終更新:11月19日(土)23時25分

ソフトバンク接戦落とす。
和田選手はまた中日・和田選手に泣く。
いよいよ最終戦だね。

暗黒の稲妻