堺の主婦不明、ATMの男の映像を公開
読売新聞 11月19日(土)9時19分配信


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ATMに現れた不審な男(防犯カメラ映像から)=大阪府警提供
 堺市南区の主婦(67)が5日から行方不明になっている事件で、大阪府警捜査1課は18日、失踪翌日に主婦名義のキャッシュカードを使って現金自動預け払い機(ATM)から現金を引き出した若い男の防犯カメラ映像を公開した。

 失踪から19日で2週間。府警は、何者かが、買い物帰りの主婦を金銭目的で襲い、連れ去ったとみて、懸命の捜索を続けている。

 ◆映像

 府警によると、男は6日午後3時前、堺市内の銀行支店のATMコーナーで5万円を引き出し、数分間で足早に立ち去っていた。

 野球帽とマスクで顔を隠し、黒っぽいパーカとズボン姿でサンダルをはいていた。暗証番号の入力を間違えた様子はうかがえないという。銀行は府警に窃盗容疑の被害届を提出した。

 府警は男の特定につながる情報を募っている。情報提供は府警捜査1課(06・6943・1234)。

 ◆経過

 主婦は5日午後6時頃、自宅近くのショッピングセンターを出て駐車場に向かう姿が防犯カメラに映ったのを最後に消息を絶った。約1時間後、主婦の車が出口を探すように駐車場内を周回。府警は主婦とは別人が運転していたとみている。

 車は10日、自宅北約7キロのホームセンターなどの共用駐車場で発見。車内やトランクから少量の血痕や毛髪が見つかった。車は7日から放置されており、車内は清掃され、フロアマットなどがなくなっていた。

 府警は12、13両日、自宅南約6キロの山中の府道沿いで、主婦のハンドバッグや、店で購入した商品などを発見。その後も範囲を広げ、連日捜索を続けている。

最終更新:11月19日(土)9時19分

大阪府警さん、写真公開するの遅くない?

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