<八ッ場ダム>「事業継続が妥当」の判断提示…関東地整方針
毎日新聞 11月18日(金)20時42分配信

 八ッ場(やんば)ダム(群馬県)の建設の是非を検証している国土交通省関東地方整備局は18日、「事業継続が妥当」との判断を示す方針を固めた。21日に関係1都5県の担当部長らによる「検討の場」の幹事会で提示する見通し。

 関東地整はダム建設に加え四つの代替案を比較し、「コスト面ではダム案が約8300億円で最も安く、10年後の治水効果を一番見込める」とする検証結果を9月に提示。その後一般から意見を募り、学識者・関係住民の意見も聞いた結果、ダム建設事業を続ける方針を再確認したとみられる。

 今後は関東地整の事業評価監視委員会で審議後、国交省に報告。国交省の有識者会議の意見も踏まえ、前田武志国交相が年内に最終判断する方針。【樋岡徹也】

最終更新:11月18日(金)21時56分

八ッ場ダム(群馬県)の建設の是非を検証している国土交通省関東地方整備局は18日、「事業継続が妥当」との判断を示す方針だという記事。

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